本日 280 人 - 昨日 214 人 - 累計 2361451 人
おかげさまで1月も沢山のお取り付けを頂きました。


やはり一番人気はROP-Y5Pで今月は全員の方がレンタルを選択されました。
また、ほとんどの方がオプションのDIフィルターも追加されました。
DIフィルター(イオン交換樹脂フィルター)は米国のOMNIPURE社のものを使用しております。


RO(逆浸透)浄水器は放射性物質も97%取り除きますが完全ではありません。
逆浸透(RO)で除去しきれなかった3%の不純物を更に、イオン交換樹脂に吸着させる事でより安全性を高めたものがDIフィルター=イオン交換樹脂フィルター(オプション)です。



実際にそのDIフィルターの中身のイオン交換樹脂に吸着した水を測定してみました。

わかりやすく書くと金町浄水所からの水道水→従来のRO浄水器→イオン交換樹脂フィルターの中身です。

13ベクレル検出されました。

元総理大臣の細川氏も『金町浄水場あたりも、セシウムがいまだに残っていてその汚泥を取り除く必要が早急に迫られている』とハッキリ言っています。


ROP-Y5Pはより信頼性を高める為にDCポンプなどタイワン製へドン社製パーツからDC24V、ハイプレッシャースイッチ、チューブが米国製(アクアテック社)になりました。
また、チューブジョイントはUK製(ジョンゲスト社)に改良されました。

基本的にRO(逆浸透)方式しか放射性物質の除去は難しいと言われています。
そのRO浄水器ですが更に安全性を高めたDIフィルター(オプション)をお奨め致します。

既に弊社のRO浄水器をお使いのユーザー様も追加オプションでお取付頂けますので是非、ご検討をお願い致します。

ご注文、ご質問は下記フォームよりお願い致します。

RO浄水器





はじめに

2011年3月に発生した福島第一原子力発電所の事故により、東日本はもとより、全国に人工放射性物質が拡散し汚染しました。
原発事故由来のさまざまな放射性物質において比較的測定が容易なγ線に貢献する放射性核種はCs-134及びCs-137です。
Cs-137はチェルノブイリ事故や核実験などの影響で今も尚、検出例があるが、半減期が約2年のCs-134が検出される事により 、福島第一原子力発電所の事故由来であると推定が出来ます。

食品等の試料の放射能測定器、検出器別に種類をわかりやすく簡潔に説明致します。

ゲルマニウム半導体検出器Ge(Li)を用いた測定器
測定者のスキルがあり正しく校正がなされていれば、厚い鉛遮蔽体(15cm以上推奨)、性能が良いMCAを使う事により、試料を長時間測定する事で1Bq/kg以下まで正確に定量する事が可能。

長所:NaI(TI)に比べ、感度は低いものの格段に分解能が優れており長時間測定すればする程、測定精度が上がり、精密測定に最適。

短所:重量があり設置場所なども限定され、コストが数千万円かかる。窒素冷却が必要な為にランニングコストも高い。

ヨウ化ナトリウムNaI(TI)シンチレーション式検出器を用いた測定器
『放射性セシウムのスクリーニング』を目的とした測定装置。
厚生労働省による『食品中の放射性セシウムスクリーング法』でNaI(TI)検出器の場合は25Bq/kgと規定しています。
(ピークとして明確にCs-134、Cs-137等を検出、出来る限界値)
遮蔽などを強化する事で一桁台のセシウムを定量する事が出来る可能性がある。


長所:Ge(Li)に比べ分解能は低いが感度が良いので短い時間でのスクリーニング(25Bq/kg)に適しています。
   スクリー二ングする検体数が多い場合などに有利。

短所:重量はGe(Li)程ではないが重い。(ZIPに比べて)
微量の汚染(数ベクレル)の定量はピークとして明確に検出、出来ないので、測定誤差の評価が重要になる。
*日本アイソトープ協会認定の機種はほとんどがNaI(TI)

ヨウ化セシウムCsI(TI)シンチレーション式検出器を用いた測定器

Ge(Li)とNaI(TI)の良い部分を合わせ持った測定装置です。
液体窒素での冷却も必要なく、検出効率を最大限に考え設計、長時間測定する事で1Bq/kg以下まで定量出来る。

長所:分解能などがNaI(TI)に比べ優れている、分解能以外でも温度特性、(温度変化によるドリフトが少ない)
エネルギー直線性等にも優れる。また、検体量が320gと少ない事も大きなアドバンテージ、総重量も50kg程度とコンパクト。

短所:分解能はGe(Li)に劣る。

*CsI(TI)検出器を用いた測定器がすべて同じではない事にご注意下さい。
上記はあくまでも新世代 放射能測定器 iFKR-ZIP-A(アドバンス)についての説明文です。
測定器の性能は検出器の性能だけではなく、遮蔽、検出効率、MCAの性能等の総合的なバランスにより決まります。
特にMCAはデジタルのものは原理的に微分非直線性を保証出来ませんのでゲルマであっても遮蔽が不十分で性能が悪いMCAを使用しているものは定量下限値も高いです。


おわりに

天然放射性同位体元素でK40(カリウム40)が食品等の検体に多く含まれている場合、コンプトン散乱がおきて放射性セシウムを誤検出する可能性がある。
しかし、厚生労働省による『食品中の放射性セシウムスクリーング法』では、K40の影響は『正のバイアス』として容認、補正の必要はないとしている。
K40以外にも、天然放射能を出すウラン系列などの核種が検体に含まれている場合の影響はごく微量だがある。
また、解析プログラムは、Cs-134とCs-137の比率に影響されないアルゴリズムで算出する必要がある。
iFKR-ZIP-A(アドバンス)は高性能アナログMCAを使用しています。
NaI(TI)では判別が難しいケースの場合も、分解能が高い分、正しい知識があればスペクトルを見る事で判定する事が可能です。

測定器を選ぶ時の大切な要素として測定器の取扱いや、測定方法などのサポート体制がしっかりしている事など注意すべきです。
検討をしている測定器の数ベクレルの試料を実測したスペクトルデータをみてピークがちゃんと出ているかを確認する事は後で後悔しない為に最低限必要だと思います。
実測データを比較して測定器を選ぶ方法がベストだと思います。

iFKR-ZIPは現在、北海道、東北、関東甲信越、中部、関西などのユーザーで作る『ZIP友の会』による情報交換が可能です。
測定器の技術面、スペクトル分析に関しても国内トップレベルの専門家、企業や、市民測定所はもちろん個人で初めて測定に挑戦される方など幅広いユーザー様がおります。
測定初心者の方もお気軽にご相談下さい。


iFKR-ZIP-A(New ADC搭載のMCA使用)


New iFKR-ZIP-A(アドバンス)のメーカーである(株)シンメトリックス社はどちらかと言うと大学や、研究機関向けのMCAなどの開発がメインでした。

SMTX HP

企業概要

今回、(株)シンメトリックス社が新たに開発したiFKR-ZIP-A(advance)の最大の特徴は測定が初めての方でも使いやすく研究者レベルの方にも十分ご満足頂ける性能を有してる事です。
コストパフォーマンスは世界トップレベルです。
一例をあげますと試料3Bq/kgの玄米の測定で検体量が320gで3時間でこれらの分析が可能です。

玄米3Bq:kg分析.jpg

また、40gと少ない検体で4時間程度でCs合計2.1Bq/kgを定量出来る測定器は他には、まずありません。

Tukuba-F-H.jpg

*データはiFKR-ZIP-A(New ADC搭載のMCA使用)

更に測定時間を増やす事で今まで見えなかったピークが表れ、より精度の高い分析が可能です。
ZIPを導入する前に既存のさまざまなNaI(TI)などと比較検討してきましたがメーカーのカタログデータではなく実測データのスペクトルを比較して決定するのがベストです。

スペクトル分析は出てきた数値を鵜呑みにすのではなくスペクトルをみて実際にあるかないかを判断しなければならないからです。
メーカーの公表値はベストの条件での理論的な限界値が多く、実測値と大きく異なる事も多々あります。
それで実際に失敗した方の話しも多く聞きました。
特に私は1Bq/kg程度の微量の汚染を出来るだけ正確に測定する事を主眼において測定器を選択しました。
実際にZIPを導入して半年以上経ちますが他の測定器とさまざまな比較も行い自信を持ってお奨め致します。

デジタルMCAは、原理的に微分非直線性を保証出来ません。
つまり1Bq/kg程度の微量の測定には不向きです。
検出器からランダムに出る鋭い立ち上がりのテイルパルスを高速のADCでデジタル化しています。
放射線のランダムなパルスとAD変換のクロックは同期していませんので、同じ信号でもAD変換のクロック周期でデータがふらつく事になります。
コスト的にはデジタルMCAの方が圧倒的に有利な為、殆どのメーカーはデジタルMCAを使用しています。

iFKR-ZIP-A(Advance)は高性能アナログMCAを使用し、微分非直線性が格段に優れて、低エネルギーから高エネルギーの広いレンジで分解能を保証出来るGe(Li)検出器用と同じMCAです。

更に詳しい事をお知りになりたい方は下記をご参照下さい。

iFKR-ZIPの微量放射能測定の可能性について
2014年1月18日、補足

ユーザー様で作る『ZIP友の会』メーリングリストにて情報交換をしたり、より精度の高い測定向上の為に専門家(放射線取扱主任 第1種、第2種資格保持者)による講習会なども行っております。

測定をこれからはじめられる方へも適切なアドバイスを提供してまいりたいと思います。
デモ器を実際にみたい方はお気軽にご相談下さい!



1月21日の下記の記事で沢山のお申し込み、ご質問を頂きましたので追記させて頂きます。

*緊急告知* 頭髪のセシウム無料検査致します。


条件は東北、関東地方在住の方で必ず40g以上検体を用意出来る方に限らせて頂いております。
理由はそれ以下の重量ですと測定時間の関係上、信頼性に疑問があるからです。

測定時間は4時間以上、汚染度に応じて適当に時間の延長を判断させて頂きます。

検体採取袋は2枚1セットで1検査につき必ず2枚(それぞれ20g以上)必要です。
必ず2枚1セットにして複数の検体の場合はそれぞれの袋にわかるようにマジック等で明記をお願い致します。

検体を採取時の注意は床などに落とさないようにご注意下さい。
特に東北、関東地方は埃=セシウムと考えてまず間違いないので落とした検体の検査は出来ません事をご了承下さい。

また、検体は一定期間保管(1ヶ月程度)して最終的には破棄させて頂きますので検体のご返却をご希望の方は予めお申し出下さい。
大変恐縮ですがご返送が必要な場合は着払い便での発送(着払い)になります事をご了承下さい。

結果報告につきましては下記、掲示板にイニシャルで代理投稿させて頂きます。

掲示板

検査結果報告は検体が到着してから3~4日程度と考えておりますが状況により変わります事をご了承お願い致します。

他の測定の関係上、大変申し訳ございませんが今月末を締め切りとさせて頂きます。

結果報告はあくまでも数値(スペクトル表添付)のみをお知らせ致します。
健康上の質問にはお答え出来ませんのでご了承下さい。




殆どの検体には自然由来のカリウムが含まれています。
K40が多く含まれる検体を測定した時にはコンプトン散乱がおきます。
全体的にスペクトルが持ち上がってしまい誤検出になりがちです。

下はセシウムが1Bq/kg以下の試料を測定したものです。
20時間の測定でCs-Allで5.7Bq/kgの表示になっています。

ぬかテスト1-22a.jpg


茶色の部分がバックグランドです。
赤が検体のスペクトルですが全体的に持ち上がっている事がわかります。
K-40によるコンプトン散乱の影響で茶色のバックグランドより全体的に持ち上がっています。
セシウム3兄弟ピーク(Cs-134/605Kev、Cs-137/662Kev、Cs-134/796Kev)位置もギザギザで際立ったピークがありません。
このようなケースの場合はまず誤検出を疑う必要があります。
Rc Calicを押したのが下のデータです。

ぬかテスト1-22ReCalic.jpg

*Cs-Allで0.7Bq/kg表示で1Bq/kg以下になりました。

更に下の画像は無汚染の高分子吸収剤に純水を混ぜて炭酸カリウムを3gを入れて計320gにしてバックグランドを
取得したもと比較したものです。
茶色の線はそのバックグランドで赤が検体です。
K40の高さがほぼ同じでK40の値も0になっています。

ぬかテスト1-22-K40-3gBG.jpg

*スペクトル

こちらで比較してもCs-Allの値は1Bq/kg以下の定量下限値未満になりました。
上記はいずれもiFKR-ZIPでの測定データです。

1Bq/kg精度での測定は本当に難しいです。
ゲルマで3時間で0.5Bq/kgの検出下限値と平然と明記しているところもありますがK40の影響を考慮すると、とても無理です。
Csのみ入っていると仮定した場合の理論値ですので間違いではありませんが現実的にはほとんどの検体にK40が含まれています。

iFKR-ZIPはNaI(TI)に比べると温度ドリフトによる影響もほぼ無視出来るレベルですがそれでも1Bq/kg精度まで追い込む為には温度は+-3℃前後に調整する必要があります。

バックグランドは地域により大きく差があります。
汚染地区でなくてもK40が高い地域や設置場所によりノイズ等さまざまな影響があります。

北海道、東北、関東甲信越、中部、関西などのユーザー様で作る『ZIP友の会』で情報交換を行っております。
メーリングリストにて情報交換をしたり、より精度の高い測定向上の為に助け合う事が出来ればと思っております。
複数の専門家(放射線取扱主任第1種、第2種他保持者)もメンバーですので安心です。

測定初心者の方もお気軽にご相談下さい。

2014年1月31日までにご予約頂いた方には総額10万円の値引き中です。

詳しくはiFKR-ZIP

この機会に是非、ご検討をお願い致します。



ご協力者から髪の検体を頂き測定をしてまいりました。

その結果、40gの検体量で茨城県つくば市在住の女性の髪から16.8Bq/kgのセシウムを検出しました。
検体量が少ないと誤差が多くなる為に40g以上必要と判断しました。

茨城県つくば市在住の方の頭髪から16.8Bq/kg


東北、関東地方在住の方で40g以上の髪の検体を提供して頂ける方はメールにてご一報をお願い致します。

髪を採取される場合のご注意:床に落としてしまうと埃が付着してしまうので床に落とさないようにして下さい。

まずは検体採取袋を2枚1セットでお送り致しますので必ず下記、必要事項明記の上にお申し込みをお願い致します。
1袋に20g以上入れて頂き2枚1セット(計40g)で1検査となります。
*採取袋送付時に詳しく説明させて頂きます。


1.お名前
2.性別
3.年齢
4.〒番号
5.ご住所
6.お電話番号

*2011.3月以降に何度くらい髪をカットしたか明記お願い致します。
その他、差し障りがない範囲で情報を出来るだけ詳しく教えて頂ければ幸いです。

結果データを下記、掲示板にお住まいの地域と検体量、その他情報を公開させて頂きます事をご了承頂ける方のみ測定させて頂きます。
*匿名でイニシャルのみの表記


掲示板

何卒、ご協力をお願い致します。

2011年の3.11原発事故から、2年以上経過しましたが
Cs-137とCs-134の比率が事故直後の1:1からCs-134の半減期が2年弱ですので、現在(2013年)では2:1程度の比率になっています。

iFKR-ZIPの解析プログラムは、Cs-134とCs-137の比率には影響されないアルゴリズムで算出しています。セシウムの比率に影響されない事、Cs-134とCs-137の既知の玄米とCs-137の標準線源を使用して
繰り返しテストとシュミレーションで確認していました。プログラム作成から約1年が経過しましたので実際の測定でセシウムの比率が正しく解析出来ているか確認を致しました。

Cs-134とCs-137の比率確認と『Re Calic』の使用方法も合わせて説明致します。
iFKR-ZIPの解析ソフトでより精確な測定結果が得られる参考にして下さい。

データ.png

この測定結果は、性能が良いものを選択したものでは無く、納品前に1時間測定した物です。
BGデータも測定した日からの経過日数やエネルギーキャリブレーションも大まかな調整での結果です。
エネルギーキャリブレーションが正確でなかった為にCs-134やCs-13XのROIの領域が若干ずれています。ROIを再設定して『Re Calic』を行った結果が下図のようになります。

画像

2012年8月1日作成の標準試料(玄米)のセシウム放射能は、

Cs-137 51.8Bq/kg、Cs-134 33.6Bq/kg

450日経過後の値はCs-137 50.1Bq/kg Cs-134 22.2Bq/kg

測定値は Cs-137 49.4Bq/kg Cs-134 21.7Bq/kg

この測定結果は、Ge(Li)測定機器と熟練した放射線測定の専門家が測定した場合と言う条件が必要です。
iFKR-ZIPの場合は特別な技術は不要です。
誰でも、簡単に正確な測定が出来ます。

3.11以降の経過日数による、Cs-137とCs-134の比率の補正はソフトウェアで正確に補正されている事が確認出来ましたので、簡単ではありますがお知らせ致します。

茨城県つくば市在住の女性の頭髪からセシウム合計で16.8Bq/kg検出されました。


Tukuba-F-H.jpg

*表記数字は2.1Bq/kgですが検体の量が40gなので8倍して16.8Bq/kgとなります。

ご本人にお聞きしましたところ史上最悪の原発事故後から2度程、カットし今回のカットした髪は1年〜2年経った髪かと思われます。

追記:食べ物に関してはこの女性は産地を確認して、出来るだけ九州、四国、北海道の物を選択して食べていますがお米や野菜は近くの農家から頂いたものは茨城産も食べているそうです。
実家の井戸水で煮炊きしたものを飲んだり食べたりはしますが外食は殆どしないと言う事です。
草刈りや、芝刈りなども頻繁にされるそうです。

この検体量(40g)でこれだけ短時間でハッキリ、セシウム3兄弟のピークが検出出来る測定器はゲルマも含めほとんどないと思います。

最も信頼性が高いiFKR-ZIPで測定しています。








出来るだけ多くの方と情報の共有をさせて頂きたく公表内容につきましてはすべてお客様のご事情もあると思いますので下記の掲示板に公表して頂いておりましたが、嫌がらせがひどく対策などで画像の添付が出来なくなりました。


http://tokaiama.minim.ne.jp/keijiban8/clipbbs.cgi?


つきましてはお手数ですが下記の掲示板に書き込みをお願い致します。

新掲示板





RO浄水器ですが本日も午後から一件、明日も午前、午後と2件のお取付の
ご予約を頂いております。
いずれもレンタルです。
レンタルを始めてからほとんどがレンタルでのご予約が多くなっていますがご購入とレンタルの違いをよくご質問を頂きます。

基本的には単純にお支払い金額で比較して頂ければよいのですが先日、交換時期のご質問を頂きましたのでご参考までに説明させて頂きます。

フィルターの交換時期に関してですがおおむね1年とさせて頂いておりますが地域により水質も違い、お客様により一日の水の使用量も違う為に一概には言えませんがフィルターの交換時期は1年に一度で大丈夫かと言うご質問でした。
レンタルの場合は基本的におおむね1年程経ってから交換のご案内をさせて頂いております。
水質などにより10ヶ月〜14ヶ月程度でご案内させて頂く事になります。

ところが葛飾区水道水からセシウム13Bq/kg検出の記事を
読まれた方でDIフィルターの交換は1年経っていなくても9ヶ月程度で交換が可能かと言う質問でした。
こちらの記事で書いたように頻繁にTDSメーターでチェックしてPPM値が上昇した時の交換が理想です。
地域により水質や使用量が違う為に一年に一度の交換はあくまでも目安となっております。
TDSメーターのご要望が多いのでお取付時にご購入の方に下記、特別価格にて販売させて頂きます。

通常価格5,000円(税別)→特別価格4,000円(税別)にて販売させて頂きますのでお気軽にご相談下さい。




昨年の11月に試料の無料貸し出し企画で利用して頂いておりましたが試料が昨日戻ってきました。
今回の貸し出し試料は約2.3Bq/kgと?は専門家の計算上62.5Bq/kgの2種類でしたが予想どうり微量の試料のほうはNDが多かったですが?Bq/kg(62.5Bq/kg)の試料の数値に一番近かった方はメジャーなメーカーのNaI(TI)1インチでCs-Allで54.8Bq/kg±7.9とほぼ近い数値が出ました。

借りて頂いた方は全員、スペクトルも添付して下さって大変勉強になりました。
ご利用ありがとうございました。

下記は計算上の試料の62.5Bq/kgの測定したスペクトルです。


NaI(TI)
20131226放射能?線形.png

iFKR-ZIP
hatena-test-11-13.jpg

それぞれ450gの試料ですが好評でしたのでご希望がございましたらお気軽にお問い合わせ下さい。

測定器名とスペクトルと数値を公表してもよいと言う方は是非よろしくお願い致します。




本日は千葉県松戸市のU様宅の庭の測定を行いました。

測定器はiFKR-254です。
測定は東西南北に向けそれぞれ1,000秒の測定で測定終了後にFindモードでCs-137、Cs-134などの有無の確認を行います。

iFKR-254は10秒毎に測定値を更新します。
それぞれスイッチを入れて電源が安定する3分後に10回の測定値を書き出しそれの平均値を採用しています。

測定開始時間午前10時50分 天候:晴れ 微風

東:10回の平均値 0.1483μSv/h Cs-134 796Kev/137、 Cs-134 605Kev/223、 Cs-137 662Kev/915Counts

U1-8-e.jpg

西:10回の平均値 0.134μSv/h Cs-134 796Kev/117、 Cs-134 605Kev/191、 Cs-137 662Kev/1995Counts

画像


南:10回の平均値 0.096μSv/h Cs-134 796Kev/423、 Cs-134 605Kev/691、 Cs-137 662Kev/1298Counts

U1-8s.jpg

北:10回の平均値 0.1256μSv/h Cs-134 796Kev/9、 Cs-134 605Kev/14、 Cs-137 662Kev/2064Counts

U1-8n.jpg

*数値だけみるとたいした事がないように思えますがCs-137と原発事故由来のCs-134も検出されました。
オプションで土壌採取、測定も致しますのでご要望がございましたらお気軽にご相談下さい。



iFKR-254は26,000cpmμSv/hですので高感度でホットスポットなどを素早く探すのに適していますが空間線量の測定を想定した『サーベイメーター』です。
iFKR-254でどの程度、食品などの汚染を測定出来るのかと言うご質問をよく頂くのですがバックグランドにもよりますので一概には言えません。

そこで一例としまして約18Bq/kgの玄米の線源の測定を室内で測定してみましたので参考にして頂ければ幸いです。

hikaku-a.jpg

室内BG  10回平均  0.052μSv/h Findモード ND

玄米線源 10回平均 0.0573μSv/h Findモード Cs137/662Kev:295Counts

数値は誤差の範囲内くらいしか違いませんがFindモードではCs-137が検出されました。
測定場所によりBGが違う為に18Bq/kg程度の汚染を必ず検出出来るとは限りません。
やはり食材などの検体を精密に測定するのでしたらiFKR-ZIPをお奨め致します。


旧年中は大変お世話になりました。

本日より測定業務開始致しました。
検体採取用の検体袋も本日より発送致します。


本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。