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昨日は近くのお客様がみえてフィルターの測定をしました。
教えて頂いたフィルターの情報詳細です。

機種: ダイキン工業 ACM75L-W
(2011.05.16から1ヶ月毎にフィルタ交換して使用中)
使用期間: 2012.09.08 21時 ~ 2012.09.28 15時半 (弱20日間)
稼働内容: 24時間 主にecoモードで連続稼働
設置場所: 葛飾区堀切 RC造マンション2F キッチン食事室 窓なし 天井排気口1カ所アリ 換気扇使用せず

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画像がぶれていて少しみずらいです。

Cs-134 796Kev 9カウント
Cs-134 695Kev 14カウント
Cs-137 662Kev 282カウント













☆庭の土の測定☆

2012年09月27日
本日はiFKR254で庭空間線量の測定をしてみました。
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それぞれ600秒で測定してみました。

1メートルの空間線量:1992cpm、0.076μSv/h

Cs134 796Kev 143Counts(14.3cpm)
Cs134 605Kev 233Counts(23.3cpm)
Cs137 662Kev 441Counts(44.1cpm)
k40 1460 Kev 93Counts( 9.3cpm)


地表線量:3192cpm、0.122μSv/h

Cs134 796Kev 284Counts(28.4cpm)
Cs134 605Kev 333Counts(33.3cpm)
Cs137 662Kev 1381Counts(138.1cpm)

その土を20cm×20cmの範囲で表面から出来るだけ均等に300g
採取してEL25で測定してみました。

BG1,800秒試料900秒の測定で2回。

1回目 1,330Bq/kg
2回目 1,310Bq/kg

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2回の平均値1,320Bq/kg

換算式
1年6ヶ月で計算すると

セシウム総量 897.6Bq/kg

Cs134/359.04Bq/kg
Cs137/538.56Bq/kg

庭は玄関に近いので線量が低くなるように出来る努力はしているのですがまだまだ高いです。

1メートルの空間線量だけみると0.076μSv/hとたいした数値ではないと安心してしまいそうですがiFKR-254で核種特定すると原子炉からしか
出ないCs134がこれほどハッキリとスペクトルに現れると汚染されている事実を再認識させられます。











頂いた白米の測定をしてみました。
新米かどうかはわからないそうですがEL25で測定してみました。

試料は300gでBG1,800秒(7.9cps)試料900秒×4回の測定で検出限界値以下でNDでした。

tukuba_kome9:25:12.jpg

EL25は何も遮蔽せずに測定してた時のBGが高い時で約38cpsありましたが現在は遮蔽を強化して目標である10cpsを大幅に下回り7.75cpsになりました。
7cps台がコンスタントに出ればかなり精度が出ると思います。
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2重箱の内側に鉛の板を貼り鉛の遮蔽体のまわりにも鉛の板を巻いています。

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基本的に00が続けて出た場合(検出限界値以下)の場合の食品は我家では子供にも食べさせています。

何ベクレルまでが許容範囲かどうかはそれぞれ個々の判断だと思います。






セシウム総量85.4Bq/kgの玄米81gの試料が手に入ったのでEL25で
測定比較してみました。

BG1,800秒、試料900秒の測定をしました。

1回目 131Bq/kg

2回目 116Bq/kg

2回の平均値は123.5Bq/kgです。
el25:9:22:2012.jpg

換算式
で1年6ヶ月で計算しますと

123.5×0.68=83.98Bq/kg

×0.4=33.5Bq/kg/Cs-134

×0.6=50.3Bq/kg/Cs-137

となります。

この玄米の試料はゲルマニウム半導体で精密に測定してセシウム総量は
85.4Bq/kg
Cs-134/33.6Bq/kg
Cs-137/51.8Bq/kg

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ほぼ近い数値が出ました。

参考までにこの玄米の試料にはK-40が72Bq/kg含まれます。

EL25は遮蔽してバックグランドを下げれば下げる程、正確に測定出来ます。
デモ器もございますのでご検討の方は是非一度見に来て下さい。
価格は表示価格より大幅に下げますのでお気軽にご相談下さい。















お客様のU様の奥様が釣った産地確実な魚の測定をしてみました。

千葉の館山沖〜久里浜(下浦)で釣ったイナダ、アジ、タイの3種類です。

それぞれEL25でBG1,800秒、試料900秒で測定。

まずはイナダを細かくして測定。

inada_a9:18.jpg

5回の平均値で7.3Bq/kg


aji_a9:19.jpg

そしてアジもやはり出ました。

タイは3回の測定でいずれも0でした。


i FKR-254で葛飾区の土を測定してみました。
この近辺の道路の側溝に普通にある土を数カ所から集め来てくれたUさんからの試料提供です。

IMG_6599.JPG9:18:2012a.JPG

EL25でBG1,800秒、試料900秒の測定です。

換算系数で計算しますとセシウム総量34,500Bq/kg

平米換算で2,242,500Bq/m2

Cs-134/13,800Bq/kg
Cs-137/20,600Bq/kg


iFKR-254で3分の測定でハッキリピークが出てきました。
数値は0.414μSv/h、10,740cpmです。

詳しくは下記動画をご欄下さい。↓

iFKR-254土壌測定動画






iFKR254:9:15a.jpg

画像はiFKR-254用の簡易遮蔽箱です。
お客様のUさん自作のプレゼントです。
木製の箱の外に鉛を貼ったものですがどれくらい空間のBGから落ちるか
試してみました。
空間線量は1,000秒の測定で1,140cpmでした。
そしてBox内のBGも1,000秒測定で534cpm。
サイドがスカスカですが約半分にBGが落ちています。
そこで昨日測定した千葉県産新米をBox内でやはり1,000秒測定して
みました。
iFKR2549:15b.jpg

EL25での千葉県 24年度産 新米の測定結果はこちら
スペクトル分析もしてみましたので上の画像を参照して下さい。

*画像はクリックすると大きくなります。

FindモードでCs134、137、K40が見つかりました。
iFKR-254でいわゆるセシウム3兄弟のピークが微量ながら出ていますがベクレル換算、定量は出来ません。

Cpm値をベクレルに換算するには、同じ容器、同じ重量、全てが同じ
測定条件で最低、1個のベクレル値がわかった標準の試料が必要となります。

iFKR-254のオプションとしてなるべく簡易的で試料の量が少なくて定量が出来るようなシステムを企画中です。









千葉県 平成24年度産 新米の測定をEL25で行いました。
試料は300gでバックグラウンドは1,800秒、試料900秒の測定です。

EL25はいろいろ遮蔽を考えて出来るだけBGを下げようと努力してきました。
遮蔽箱は2重にして底には2cmの鉄板を引いたりまわりを水で囲んだり出来るだけ費用をかけずに少しでもBGが下げられるようにしてきましたがどうしても10cpsを切る事が出来ませんでしたが隙間に鉛を入れる事により初めて9.90cpsまでBGが下がりました。
900秒×4回

1回目 8.12Bq/kg
2回目 1.60Bq/kg
3回目 10.7Bq/kg
4回目 10.5Bq/kg

4回の平均 7.73Bq/kg

換算しますとセシウム総量が4.8Bq/kg

Cs-134 1.92Bq/kg
Cs-137 2.88Bq/kg

と推定されます。

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本日は午後からRO浄水器の輸入元のアースエコシステムの山田社長がみえていろいろ打ち合わせを致しました。
RO浄水器CD-ROP-CA1 SETのご購入を検討されてるお客様より多く頂くご質問の中に水道水に放射性物質が含まれていた場合、メンブレンフィルターにその放射性物質が濃縮されるのではないかとのご質問がございます。

放射性物質が含まれている水道水は分離して汚染されたものを排水するのでフィルターには蓄積されないとのお答えをしております。

しかし実際にフィルターを測定したわけではありませんでしたので
実際に約1年ここ葛飾区内で使用したメンブレンフィルターを交換して頂きそのフィルターの測定をしてみる事に致しました。

測定はiFKR-254でそれぞれ1,000秒。
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BG:1,248cpm、0.048μSv/h
メンブレン:1,152cpm、0.044μSv/h

結果的には逆に遮蔽効果の為かフィルターの数値のが下がっています。

FindモードでもCs-134、Cs-137、I-131のピークは確認されませんでした。
汚染された水は排水しているのでメンブレンフィルターに濃縮されないと言う事が証明出来たと思います。


RO浄水器CD-ROP-CA1 SETは前処理フィルターが3本ついています。
1本目は水道に含まれたゴミを除去します。
2本目は主に塩素を除去、そして3本目は1本目の除去しきれなかった
ゴミやカーボンフィルター(ヤシ殻活性炭)のカスや塩素、重金属等を
除去しメンブレンフィルター更に分離して汚染された水を排水しています。

RO浄水器で浄化した水道水はTDSメーターで一桁台の数値になります。
実際ここ葛飾区の水道水は本日の値は114ppmでした。
おおむね都内の水道水は80ppm〜150ppm程度ですのでRO水は一桁台になる筈です。



TDSメーターは放射性物質を測定するものではなくあくまでも水に含まれた不純物の数値を表すものですが有効に活用して頂ければと思います。例えば既にRO浄水器をお取付頂いている方はその数値によりフィルターの交換時期の目安にして頂けると思います。
例えば通常値が6ppmでその数値から3ppm上がったら注意、5ppm上がったら交換と言う目安になります。
ただしTDSメーターは25℃で校正してありますので夏場は高め、冬場は
低めの数値になる事は頭に入れておいて下さい。

RO水は水道水が放射能汚染された可能性がある以上、現在家庭用で普及している浄水器ではもっとも安全性が高いと思います。
例えばスーパー等の無料配布のお水をお使いの方はこのTTSメーターで
測定して一桁台のPPM値ならまずRO水を使用していると言ってもいいと思います。

実家は実はまだROを取付けておらず国産の高性能の浄水器を取付けて
いますがTDSメーターで測定したら70ppm程ありました。

TDSメーターで一桁台の数値ならほぼ高確率でRO(逆浸透)のシステムの水であると言えると思います。

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TDSメーターのみを限定10台で一台5,000円(税込、本州送料、代引手数料込)で販売致しますので是非、ご活用して頂ければと思います。




















i FKR-254スペクトルサーベイメーターで遮蔽テストを行ってみました。
画像
約60センチの室内、テーブルの上で何も遮蔽せずにBG測定とBG遮蔽パイプを横に固定して片側はスカスカですが突っ込んで測定してみました。
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それぞれ1,000秒の測定で遮蔽なし1,260cpm、BG遮蔽パイプ内612cpmでした。
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いずれもFindモードでは何も検出されませんでした。
そこで下の画像の今年の7月15日から北側の窓の外約1メートルの
場所に干してあるタオルを測定してみました。
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基本的にこのタオルは測定時以外はずっと外に干してあります。
タオルは新品を使用し濡らさずそのままの状態で干してあり上には屋根がありますので雨にはほとんど濡れない状態です。
こちらも1,000秒の測定で780cpmでFindモードでわずかながら
Cs-134の605Kevと796Kev、Cs-137の662Kevがカウントされました。
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お持ち込みの福島産きゅうりの測定をしました。
まずは試料の準備です。フードプロセッサーで細かく砕き300gにしてプラ容器に入れます。
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EL25で重量300gをインプットして900秒の測定。
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1.22.8Bq/kg
2.29.8Bq/kg
3.26.4Bq/kg

3回の平均値は26.3Bq/kg

1年6ヶ月の換算式で計算しますと

26.3Bq/kg×0.68=17.8Bq/kg(セシウム総量)

Cs-134/7.1Bq/kg
Cs-137/10.6Bq/kg

iFKR-254で遮蔽なしで測定してみました。

BG1,000秒で1086cpm
試料2,000秒で1,272cpm

Cs-134 796Kev 28Counts
Cs-134 685Kev 45Counts
Cs-137 662Kev 177Counts
K-40 1,468Kev 136Counts

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*画像はクリックすると拡大します。