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より精度の高い試料の測定にはバックグランドを遮蔽して低くする必要があります。
遮蔽率は環境により違いますがBG遮蔽パイプ
内で測定する事により有利になる事は間違いありません。
4分割出来るので高線量の線源などの保管にも便利です。

置き場所に困っておりますので年内ご注文頂いた方限定で
45,000円(税込、送料込)→30,000円(税込、送料込)の特別価格で
販売致します。

この機会に是非、ご検討下さい!!






だいぶ前にお持ち込み頂いた千葉県松戸市産の柿の測定が本日、終わりました。
お待たせしてすみません。

EL25での測定ですが今回はまず柿そのままを2個(195g)をBqモードで測定してみました。

BGは20分、試料は10分×2回の測定です。

12:14kaki_a.jpg

1回目 9.8Bq

2回目 10.0Bq

2回の平均は9.9Bqです。

柿は195gですので100gあたり約5Bqで1kgに換算しますと約50Bq
です。

今度はそれを細かくしてBq/kgモードで測定をして比較してみました。
バックグランドは20分、試料は10分×3回の測定です。
試料の量は少し減り180gでの測定値です。

1回目 66.5Bq/kg

2回目 97.2Bq/kg

3回目 46.5Bq/kg

3回の平均値は70Bq/kg

12:14kaki_b.jpg

EL25の変換係数で1年6ヶ月で計算しますと

70Bq/kg÷1.6=43.75Bq/kg

Cs134=43.75Bq/kg×0.4=17.5Bq/kg
Cs137=43.75Bq/kg×0.6=26.25Bq/kg

前処理をしない柿そのままで簡易的に測定出来るBqモードでもそこそこの数値は出てきます。
簡易的に測定してみるのに便利なモードです。
EL25での測定も関係各者のご協力を得て遮蔽を強化したり、試料の保温機での温度管理、ゲルマニウム半導体で測定した試料との複数のクロスチェック等で信頼性が上がりました。








大変お待たせ致しましたが弊社オリジナル遮蔽体の販売を開始致します。
254shahei_a.jpg

iFKR-254はスペクトルデータも取れる高性能な次世代の空間線量放射線測定器です。
食品、土壌、水など測定される場合はiFKR-ZIPをお薦めさせて頂いておりますが環境サーベイメーターであるiFKR-254に遮蔽体をオプションで追加する事により、高感度なCsI(TI)1インチ検出器部分を遮蔽しバックグランドを下げより精度の高い測定が出来るようになります。
以下の遮蔽セットは(株)シーディークリエーションがオリジナルで作りました。
遮蔽体はゲルルマニウム半導体測定器の鉛遮蔽で長年の実績がある(株)ヨシザワLA社で放射能グーレドで作成、ベクレル表示ソフトは(株)シンメトリックス社のご好意でiFKR-ZIP
(食品等測定)用に開発したものをiFKR-254ユーザー様に使って頂けるようになります。
例えば空間線量と合わせて土壌のベクレル値を知りデータとして積み上げていけば大変有意義なデータとなると思います。
検出器部分のアクリルパーツを長いタイプに交換する必要がございます。

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遮蔽体オプション仕様

遮蔽体+アクリルパーツのセット

価格:290,000円(税抜)

ご予約頂いてからの作成になります。
お気軽にお問い合わせ下さい☆

詳しくは遮蔽体オプションをご欄下さい☆






新世代 放射線測定器 
iFKR-ZIPのご予約を開始してから沢山の方から
ご質問を頂いているおります。

本日もお一人様がおみえになりいろいろと質問を頂きました。

ご質問の中で一番多いのが水分の測定に関してです。

水分の測定下限値は200ccを2袋に入れて400ccで1時間で3Bq/kg以下にはなるそうです。

IMG_7041.JPG

トランクタイプのポータブルな形状からは想像出来ないくらい高性能です。
NaI(TI)検出器ガンマスペクトルメーターでは信頼性、温度特性などに決定的な弱点がありますのでこれだけ少ない試料で1時間で3Bq/kgの
測定下限値は数百万する測定器でも無理だと思います。

検出器には両面から試料のγ線が検出でき約2倍の効率になり検出器の分解能を最大限に発揮できる理想的な配置です。

本年度中にご予約頂いた方限定で特典をご用意しておりますのでお気軽にお問い合わせ下さい☆





大変お待たせ致しましたがiFKR-ZIPの詳細仕様アップ致しました。

ご予約受付中です!

お気軽にお問い合わせ下さい☆



食品放射能測定器iFKR-ZIPにつきまして多くのお問い合わせを頂きました。

メーカーの(株)シンメトリックス社で土日も返上して1日も早く測定が可能になるように努力して頂いております。
お問い合わせ頂いたご質問で多かったのは水等はどのように測定するのかと言う事ですが試料を2分割してはさむ形の測定になりますのでジップロック等を2重にしてしっかり蓋を閉めてこぼれないように測定する
方法になります。

データーは整理中です。
仕様書は今しばらくお待ち頂けますようお願い致します。



お持ち込み頂いた千葉県松戸市のみかんの測定をおこないました。

org_a.jpg

測定器はEL25でバックグラウンドの測定時間は15分、試料はそれぞれ2回×10分の測定値の平均は73Bq/kgでした。

EL25の変換係数で1年6ヶ月で計算しますと

73Bq/kg÷1.6=45.6Bq/kg

Cs134=45.6Bq/kg×0.4=18.24Bq/kg
Cs137=45.6Bq/kg×0.6=27.36Bq/kg


EL25はBq/kg、Bq/l、Bq、cpsと4つのモードで測定が可能です。

同じみかんを今度は皮をむかずにそのままラップに入れた状態でBq(ベクレル)モードで測定してみました。

org_b.jpg

1回目4.7Bq
2回目2.82Bq

平均で3.76Bq

みかんは88gなので単純計算すると100gで4.27Bqで1kgにすると
セシウム総量は42.7Bq/kg

試料が少量しかない場合に便利なモードです。
EL25は操作が簡単でゲルマニウム半導体測定器での数値とも複数クロスチェックしていますので信頼出来る測定器だと思います。
食べる食べないの数値での判断は個々により違うと思いますが私はこの
測定器で0が3回続いたものは安心して食べています。