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☆KH-LND712 測定器に関しまして☆

数人の方からご質問頂きましたのでこの測定器での食品の測定に関しまして少し説明させて頂きます。
7月22日の記事にも明記させて頂きましたが放射線の測定は簡単ではありません。
出来るだけ正確な数値を得ようとしますとBG(バックグラウンド)を遮蔽する必要があります。
また測定回数、測定時間を増やす必要があります。
例えば高感度測定器で測定したデータを各種証明書に用いることが出来るようにするにはバックグラウンドを1/10以下に減らす事が最低限必要です。
一例:EMF211型ガンマ線スペクトロメータ 
http://www.emf-japan.com/emf/emf1/emf211.html
上記の高価で精度がある測定器でも5cm厚の鉛の箱内で測定しております。
従いましてKH-LND712で遮蔽なしで食品の汚染度を測定致しましてもかなり汚染度が高いものしか検出出来ません。
バックグラウンドに数値がうもれない為に少しでも有利に測定を行う為にBGの遮蔽が重要です。
この測定器のBG遮蔽率のテストを行っておりますので掲示板をご参照頂ければ幸いです。
この測定値は東京都葛飾区での数値ですのであくまでも参考程度にご欄頂ければと思います。
地域により空間線量が違いますので遮蔽率も異なります。
試料の測定値がバックグラウンドより20%程度高い値を示せば試料中に放射能があると判定』と厚生労働省医薬局食品保険部監視安全課の『緊急時における食品の放射線測定マニュアル』に記載されております。(7P参照)
こちらに測定関係の試料のリンクがございますので参照頂きたくお願い致します。
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測定関係資料