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岡山県の土壌の測定例

関東地区など福島第一原子力発電所事事故由来のCs-134である程度汚染されている場合の測定は比較的簡単ですが特に低レベルに汚染された土壌のセシウムの同定は難しいです。
その土地によりさまざまな自然由来の核種などもまざっている為に他の核種が邪魔して測定値が過剰になる事があります。
実際に通常のバックグランドで岡山の土壌(表土から5cm程度)を測定してみました。
通常のバックグランドではやはりコンプトンの影響により試料(赤)がバックグラウンド(茶)に比べ全体的にかなり持ち上がっている事がわかります。
Cs-Allで17.7Bq/kgの表示です。

Okayama5cm617-2h.jpg

出てきた数値を鵜呑みにするのではなくこのようなケースの場合は誤検出を疑う必要があります。
その対策としまして表面から5cmの土壌を測定する場合、その下約40cmの土壌をバックグランドにして比較検討しております。
下の画像は40cm土壌のBGの生データです。

Okayama40cm617-4h.jpg

バックグランドにはU235が放出する182.5Kev(54%)、144Kev(11%)のエネルギーピークも確認されました。
そのバックグランドとの対比で同定を行いました。
Cs-134はマイナスになっておりますのでCs-Allの数値はその分引かれてしまっておりますがCs-137のみ表示の3.8Bq/kg検出と判断致しました。

Okayama5c617-2h.jpg

この試料の提供をして下さった方によりますと岡山県のほぼ中央に位置する畑から採取した土壌との事です。
比較的汚染が少ない土壌の測定の場合は表土とその下約40cm程度の土壌も一緒に送って頂いたほうがより正確な測定が出来ますのでお手数ですが宜しくお願い致します。

まずは測定したい地域を教えて頂ければと存じます。

お気軽にご相談下さい☆