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放射能測定における信頼出来る線源の重要性

日々測定を行っていて特に微量の汚染(数ベクレル)の場合、その判断に悩まされる事があります。
やはりそんな時は信頼出来る線源で検証するしかないと思います。

日本の国家一次標準機関の産総研(独立行政法人産業技術総合研究所)は、放射性セシウムを含む玄米の認証標準物質NMIJCRM7541-Aを開発しました。
いくつかの代理店で販売を行っています。
この線源は福島第一原子力発電所の事故に由来する、放射性セシウム
(Cs-137、Cs-134)を含む玄米を均質化して、評価したもので、
K40も含まれている為に国内で最も信頼出来る線源だと思います。


独立行政法人産業技術総合研究所のホームページに詳細がございますので是非、ご参照下さい。



私共は、その線源を利用してiFKR-ZIPの数値の妥当性を検証する為に2014年2月現在でセシウム総量で約17.5Bq/kg、6Bq/kg、3Bq/kg、1.5Bq/kgの4種類の試料を使ってテストを繰り返しています。


本来は開封して使用する事はお奨め出来ませんが試料を作るにあたっては放射線取扱主任第1種資格保持者が厳密に計算した重量を元に作成しました。

去年にまず現在約17.5Bq/kgの試料を作り確認してきましたが1時間の測定でほぼ数値が安定しているので更に低い、6Bq/kg、3Bq/kg、1.5Bq/kg相当の試料を作成してチェックを行っております。

産総研の線源を2回に分けて購入しましたが2回ともほぼ同じ数値が出ているのでさすがだと思いました。

玄米3Bq1-23-3h.jpg

その数値から判断していつもよりずれてる場合はキャリブレーションをやり直す時期の目安にしております。

現在、さまざまな市民測定所等がデータを出していますが、スペクトル表も出さずに数値のみ一人歩きしている現状が多々ございます。
なかにはスペクトルどころか出てきた数値すら見せずに検体名を書いてまっさらでした等のいいかげんな記述もツィッター上で見うけられます。
データを公表する場合は産総研などの信頼出来る線源でクロスチェックをしているかどうかが重要になってきます。

市民測定所などは是非、この産総研の線源でクロスチェックする事をお奨め致します。


iFKR-ZIPユーザーグループ『ZIP友の会』では試料などを融通しあい数値の信憑性をクロスチェックしております。
放射能汚染がほとんどない地域でもバックグランドにK40が多く含まれる地域や花崗岩などの影響でバックグランドが高い地区などがあり条件が必ずしも同じではないので信頼出来る試料でのクロスチェックは重要です。


iFKR-ZIPは現在、北海道、東北、関東甲信越、中部、関西などさまざまな地域で活躍しています。

デモ器もございます。
測定されたい検体をお持ち込みの見学も大歓迎です。

お気軽にご相談下さい☆