本日 21 人 - 昨日 193 人 - 累計 2350364 人

iFKR-ZIP測定時間の検証No.2

iFKR-ZIPの実測データ追加しました。

線源(玄米)約19Bq/kgのZIPでの測定データです。
*線源は産総研でゲルマ二ウム半導体で測定

30分間の測定で20回

Cs-All 平均値 20.045Bq/kg
分散  3.8205
標準偏差 1.95461
3σ=5.86383


国の基準値の5分の1程度の検体でも30分の測定でかなり良いデータが出ています。
検体の数が多い場合は精度はもちろん測定のスピードも重要な要素だと思います。
そこで専門家に作って頂いた試料(高分子吸収剤に汚染土壌をまぜたもの)約3Bq/kg、19Bq/kg、50Bq/kg、100Bq/kgでそれぞれテストしてみました。

*出来るだけ濃淡がないようによく混ぜましたがあくまでも目安です。

2013.10.2.JPG

約3Bq/kgの試料の1時間測定

セシウム総量 3.2Bq/kg

3Bq.10.jpg

約19Bq/kgの線源の30分測定

18.3Bq/kg

19bq.30m.10.3.jpg


約50Bq/kgの試料の10分測定

セシウム総量 51.2Bq/kg

50bq.10.2.10m.jpg


約100Bq/kgの試料の5分の測定

セシウム総量 104.2Bq/kg

100bq.10.2.5m.jpg



測定器をご検討の方はカタログスペックだけに頼らずに実測した数ベクレル、数十ベクレル程度のスペクトル表もご欄になってその測定器を判断したほうが良いと思います。

iFKR-ZIPは現在、納期を約2ヶ月程頂いております。

現在、データを蓄積中です。
それぞれの試料をまた20回測定して標準偏差等を公開したいと思います。
データのご要望などございましたらお気軽にお問い合わせ下さい!





ブログ画像
前の記事
2013年09月28日
ブログ画像
次の記事
2013年10月07日