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移住に関して

2015年03月20日


最近、多くの方からよくある質問ですが、『なぜ移住しないのですか?』と聞かれます。
『事故直後から測定などしてきて汚染の現状を他の人よりわかっている筈なのに私が移住しないのは住んで大丈夫と思っていいですか?』などの質問もよくあります。


早くから気がつかれた方の多くは既に移住しています。
事故から4年の現状をみても、東京は住むべき場所ではないと思います。
本当に残念ですが数値がそれを物語っています。

首都圏のダストの測定を行い、すべてのダストから福島第一原発事故由来のセシウムが検出された事もそうです。
事故前に『低レベル放射性廃棄物』としてドラム缶に入れられ厳重に管理されていた100Bq/kg超えがほとんどです。
そのような空間で人が住んでいいわけがありません。
福島第一原発事故由来のセシウムが検出されている水道水も致命的です。

各地の水道水中のセシウム

子どもがまだ小さければ、無理矢理でも転校させ引っ越していたでしょう。
仕事柄、家族にも注意すべき事は注意するように口がすっぱくなる程言ってきたが、彼らは価値観を変えられない。

学校はもちろん友人などでも危険性を知る人はほとんどいない。
それどころかセシウムの話しなんかすると変わり者扱いされるらしい。
そう言う雰囲気が一番の問題だと思います。
そう言う空気は故意に作られています。
この事が理解出来ないと子供達には何度説明してもわかってもらえないでしょう。
私自身にも責任はあると思いますがまわりの99%の人が気にしないので理解出来ないのでしょう。
言葉ではわかっていても見えないし、まわりの友達なども事故前と何らかわらず普通に過ごしているので実感がわかないのでしょう。


突然死も実際に増えてきていて、もう後がない事も話しました。
ここ東京に住んでいたら後、10年生きられないかもしれないけど覚悟はあるのかとも聞きましたが、それでもいいとの答え。


自分が実際に痛い目にあわないとわからないのかもしれません。
いや、そうなってもそれが放射性物質による健康被害だと気がつかないでしょう。
悲しいですがそれが現実です。

『人は見たいものしか見ず、自分に都合の悪い現実をみようとしない。』
それに尽きると思います。

子供達を置いて一人で移住しても意味がありませんので、諦めずに家族には訴え続けるしかありません。

移住出来る人は移住したほうが良いと思います。
子供がまだ小さい方は尚更だと思います。
移住出来ない人もせめて今出来る対策を考えて実行しないと取り返しがつかないと思います。



3.11から4年

2015年03月07日
2011年の3.11からもうすぐ丸4年が経ちます。

私は原発事故前は政治に無関心であり、政府には一切期待はしていませんでしたがこれ程酷いとは考えもしませんでした。
人類史上最悪な今回の福島第一原子力発電所事故によりあまりにも酷い対応の政府に愕然としました。
事故後に世の中が180度変わったと何度となくブログなどで書いてきましたが、今迄、自分にとって常識だと思い込んでいた多くの間違いに気がつきました。
意識を180度変える事で原子力産業、医療業界、食品業界など、多くの矛盾に気がつく事が出来た事はポジティブにとらえています。
そこには官僚、政治家、経済界などの利権、癒着が絡み合っています。
原発問題だけではなく、そこには多くの矛盾があり、それらはすべて繋がっています。
4年が経過し、私が実感した事は『人は見たいものしか見ず、自分に都合の悪い現実は見ようとしない』と言う事です。
未だ、電力が足りないからとかコストが安いから経済の為にも原発は必要だ、などと言っている人も原発が作られた本当の理由を知る必要はあると思います。
原発推進は核兵器を作って戦争をしたいと言っているのと同じと言う事を自覚して下さい。

米国の実験により、広島、長崎に違う種類の原爆を落とされた唯一の戦争被ばく国である日本は戦後、その多くの人々が放射能アレルギーであったにも関わらず何故、これだけの数の原発が作られたのでしょうか。
欠陥品である米国製のGE製の原発を何故、日本は買わなければならなかったのでしょうか?
米国による支配が続いているからに他なりません。
民主主義国家だと私も勘違いしていましたが、今現在も日本は米国の属国であると言う事です。
現在の政策を見ればそれは一目瞭然ですが自分の誤った常識に拘り気がつきませんでした。

その事を理解する為には、自国民を裏切り、魂を米国に売った売国奴の存在を知る必要があります。
当時は今のようにインターネットもなく国民が情報を得る手段は、新聞、ラジオ、テレビなどに限られていました。
原発はクリーンで安全な次世代のエネルギーと宣伝を繰り広げれば、国民はそれを鵜呑みにするしかなかった時代です。
発行部数世界一を誇る読売新聞などによる国民への洗脳によるところが大きかったでしょう。
今のように情報が簡単に手に入らなかった時代は権力者にとっては好都合だった訳です。
支配者に都合の良い価値観を人々に洗脳し、人と違う事をいいずらい世の中にする。
人々は娯楽を与えられ、野球やテレビに夢中になり、権力に洗脳されている事にすら気がつかないようにする。

暴かれる真実・もう私たちを騙せない

マスコミが言わない韓国の不都合な真実
三橋氏のまわしものではありませんが政府、テレビ、新聞などのマスコミ等を未だ信じている方は見る事をお奨めします。


日本における原子力発電はズバリ米国の経済政策であり、軍事政策です。
米国は日本を統治し続ける為にCAIの工作員などを使い日本に原発を導入させたのです。
日本全国の海岸線に54基もの危険な原発を作らせた事を考えてみて下さい。
人類史上最悪な今回の福島第一原子力発電所事故で実証済みですが原発は電源が喪失しただけで取り返しのつかない地球規模の汚染が広がります。
現在、日本が保有しているプルトニウムは全人類を何度も絶命させる事が出来る程の量です。
こんな無防備な状態で防衛など意味があるのでしょうか。
ミサイルどころか、その気になれば工作員数十名レベルで日本を破滅に追い込む事が出来ます。
現に日本の原発のセキュリティ関係を管理しているのはイスラエルのマグマBP社である事を考えれば現在も非常に危険な状態なのです。

高額な戦闘機や兵器などを買わせる為に近隣国との緊張を作りだしているのも米国です。
得をするのは誰でしょうか?
まずその事を理解しないとニセ右翼の売国奴に騙されてしまいます。

何故、政府は危険である事がわかっている原発を未だに何が何でも再稼働させようとしているのでしょうか。
原発は戦争と密接に関係しています。
例えば一部の原発、核再処理施設などでは高純度のプルトニウムを作りだしていました。
つまり核兵器を作りだしているのです。
だから政府は何がなんでも発電効率が悪い原発を再稼働させたいのです。
核弾頭の使用期限は約5年なので核兵器を保有する為にはプルトニウムを作り続けなけらばならないのです。
大変残念ですが原発をすぐには辞められない最大の理由がそこにあると思います。
未だ戦争を辞められない愚かな人類です。
他国との緊張を故意に作り出し、両国に武器を売って儲けたいと考えている武器商人がいる事を理解する必要があります。
どんなキレイごとを言っても戦争は人殺しです。
安倍首相は操り人形の売国奴にすぎませんがこのまま暴走を止めないと、気がついたら戦争に突入していたという事態になりかねません。
ある日、突然、赤紙が届くなんて事も絵空事ではありません。
急ピッチで戦争が出来る国へと舵を取っています。
政治に無関心な人でも自分や子供の命に無関心な人はいない筈です。
特にこれからの若い人達には真剣に考えて欲しい問題だと思います。

いわゆる、今だけ、金だけ、自分だけの事しか考えない、特権階級の悪人達が日本を動かしているのです。
大変残念な事に、多くの国民も現実を見ようとせずに事故後も変わらぬ生活を続けている人が大半です。
放射能は無味無臭ですが数値で見る事が出来ます。
見えないのではなく見ようとしない人が多い事に愕然としました。
『自己責任』だから人それぞれで、いいじゃないかと言う人がいますが、大人達が子供達に教えないと被害にあうのは何の責任もない子供達です。本当にそれでいいのでしょうか。

きっと今迄、自分が思い込んできた常識を180度変えて自分の頭で物事を考えないと見えるものは少ないと思います。
それは無意識のうちに洗脳されてきたからです。
陰謀論、そんな事がある筈がないと思い込んだ時点で思考を停止しているのと同じです。
そもそも人々に深く物事を考えさせない為に『陰謀論』と言う言葉をCIAが作った事など、何でもかんでも『陰謀論』でかたずける人々は考えもしないでしょう。
私もそうでした。
自分の今迄の常識をなかなか変える事が出来ずに甘く見ていたと思います。
2011年3月15日前に近くに住む友人と同じく東京を離れないと危険だと言う情報が入っていたにもかかわらずここを離れませんでした。
同級生はすぐに九州に家族全員で避難し、事故直後の致命的な被ばくは避ける事が出来ました。
その後、一家は戻ってきて今はほとんど気にしていませんが初期被ばくを避けられた事は幸運だったと思います。

真実は一つですが情報は沢山あります。
一つの事象でおかしいと感じた人は特に命に関わる事は自分が納得するまで調べ、自分の頭で考える。

それらは繋がっている事がわかると思います。

例えば多くの人は実際に測定したすべての関東圏のダストから100ベクレル/キロ以上のセシウムが検出された事、関東圏の水道水には福島第一原子力発電所事故由来のセシウムが検出されている事なども認めようとせず、逆に変人扱いされたりもしました。
でも実際に首都圏の水道水から福島第一原子力発電所由来のセシウムが検出されています。

各地の水道水のセシウム値

身内に放射能の危険性を説明するだけで、何か悪い宗教にでも入ったんじゃないかなどと非難された事もあります。
それは自分のまわりの99%の人が放射能など気にしない、もう原発事故は過去の事だと思い込みたい、無意識にそうなっているような気がします。
実際に数値で出ていても信じようとしない人、見ようとしない人が多くいる事にも驚きました。
自分のまわりの知人、身内なども例外ではありません。99%の人は気にしません。
人と違う事を言う人を変人扱いする人は実際に多いと思います。
それは皆と同じなら間違いない、まわりに合わせていれば間違いないと言う雰囲気。
日本の教育から洗脳を受けてきた結果のように思います。

命に関わらない事であれば信じる信じないはその人の勝手だと思いますが価値観の違いだからしかたないと単純に言えるでしょうか。
子供達に未来がない国に発展はありません。
事故後、常に感じていた事は何故、ここまで政府は酷い対応をするのだろうか?
何故、本来、放射能の被害がから逃れる唯一の方法である距離を取るどころか逆に全国に汚染を拡散させるのだろうか?
最初は不思議でしかたありませんでした。
『政府がそんなひどい事をする筈がない』そう思い込んでいました。
その大前提が間違っていたと気がつくのにしばらく時間が必要でした。


一部の特権階級の人の為の世界。
その人達が世界を支配しているのだと言う事がいろいろな事象をみて自分の中で理解出来ました。
国民は不平不満を持たずに、スポーツや芸能番組でも見て何も考えず働き、戦争が始まったら真っ先に戦場で戦う事を彼らは望んでいます。
今の事象を真剣に考えれば、気がつくと思います。

現にあれだけの大事故を起こしたにも関わらず原発は再稼働しようとし、TPPは阻止出来ず日本郵政株を上場する際の主幹事証券会社を野村証券、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、ゴールドマン・サックス証券、JPモルガン証券の4社に決定。
マスコミが言わない韓国の不都合な真実
はよその国の出来事ではなく、日本にも着実に迫っています。
国同士を対立させたい勢力がある事は確かです。
日本はなぜ、『基地』と『原発』を止められないのか。
それは日本は未だ米国の属国だからです。
上の動画を見れば現実が理解出来るでしょう。
実質的にこの国の方向性を決めているのは米国です。
農薬使用量は中国より多く、世界一であること、病院数、CT、MRI(面積あたり)世界一である事など。
日本の人口の世界に占める割合はたった2%にも関わらず、全世界の医療費の日本が占める割合は40%だと知り驚きました。

どこの国が悪いとか、どこの国籍だからダメだとか、国単位で考えるから対立が生まれます。
それこそ悪の勢力の思う壷です。
悪の勢力は国に関係なく世界で繋がっています。
人種や国籍で人を差別すべきではありません。
どこの国にも平和を愛する人はいます。

今、私達が最優先でやらなけれならない事は何でしょうか。
答えはシンプルです。『命を最優先する事』に尽きます。
今、行動しなければきっと後悔します。

影響力がある有名な反原発派の方が大人は責任を取って我慢して食べようと言う言葉を聞いた時は愕然としました。
その反原発派で被ばく容認派が言うように正しい情報がなかった国民に責任はあったのでしょうか?
選択肢はあったのでしょうか?
その影響でどれだけの人の無用な被ばくを容認したかわかりません。
もちろん大人が容認すれば子供も同じものを食べて被ばくします。
一見、市民に寄り添っているように見せかけている人間には注意が必要です。
御用学者、政府、マスコミの言葉を信じ『食べて応援』して亡くなった方々のご冥福を心よりお祈り致します。

被ばくを避ける事が最優先です。
法律を破って本来住んではいけない場所に経済優先だと言い人々を戻すなど、狂気の沙汰としか思えません。
国民の被ばく対策は何をさておいても最優先でやらなければならない事です。
国民の内部被ばくを少しでも低減させる事に全力を注ぐべきです。
国家存亡にかかわる重大な危機に海外にばらまくお金があるのなら、国民の命を守る為に使うのが筋です。
海外からの援助を要請すべき事態にまったく逆の事をしています。
命あっての経済活動です。
被害が少しずつ見えてきたのか最近になって危機感を持たれる方も少しずつですが増えてきているような気がします。
被ばくによる被害をいつまでも隠し通せるとは思えません。
それは数値で見ればわかるのですから。
測定が比較的容易なγ線を放出する核種であるセシウムは市民でも測定する事が出来ます。
原発事故では測定されてない更に危険な核種も多くあります。
だから福島第一原子力発電所事故由来のセシウムの出来るだけ測定下限値を下げ、正確な測定を行う事は大変重要なのです。
でも現実的には世の中の99%の人が気にしておらず、気にしてるわずか1%程度の人の中でも、発表されている数値の信憑性については気にしている人は、その中でも更に1%未満の人だけだと思います。
大多数の方は発表される数値が正しいと言う前提で危険性などを判断しています。
そもそもその前提が正しくなければ正当な評価は出来ません。
公表データに信憑性がないと内部被ばくのリスクが高くなります。
数値の信憑性を確認するにはスペクトル表を見なければ専門家でも判断出来ません。
言い換えればスペクトル表を見せないのであれば数値はいかようにも改竄が出来ます。

重大な事故が起こっても誰も責任を取らないと言う事だけで、もう原発再稼働は国民の理解を得られないでしょう。
それ以前に『原発再稼働=核兵器を作る=戦争に加担する』と言う意味を真剣に考えてみて欲しいと思います。

政府は一部の特権階級を除き、一般の人々の暮らしをより貧しくする選択を行い、人々に本当の事は知らせない
政策を行っている理由を考えてみて下さい。
貧しい人を増やして日々の食べ物を得るだけで精一杯、よけいな事を考えさせないようにしているのです。
国がそんな酷い事をする筈がないなどといつまでも幻想を抱いていてはこの事は絶対に理解出来ません。

戦争を無くすために、核兵器を無くす為には原発を無くす必要があります。
命より高価なものは世の中に存在しません。
南米の先住民族はこんな事を言っています。
『貧乏なひととは、少ししかものを持ってない人ではなく、無限の欲があり、いくらあっても満足しない人のことだ』

世界一貧しい大統領のスピーチを是非、聞いてみて下さい。