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今年最後の個人ブログ

2014年12月31日
今年も残すところあとわずかとなりましたが2014年12月10日に秘密保護法が施行された関係上、こちらのブログは個人のブログとしまして会社のHPは別に急遽作り直しました。

過去の記事などはこちらのHPの左上の『サイト内検索』で検索して頂ければご欄頂けます。

『越中富山のうまいもの直販店』
岐阜県中津川市蛭川の蛍が生息する田んぼで作るお米
の安心な食材はもちろんそのままこちらで販売を行っておりますので宜しくお願い致します!



尚、HP移行によりご不便をおかけしました方にお詫び申し上げます。
新しいHPは放射能測定器販売がメインになっておりわかりずらいとのご指摘を頂きましたので下記それぞれご参照をお願い致します。

TOPページ 

セシウム検査

ガイガーカウンター(LND712、LND7317)

RO浄水器

測定情報他にある程度まとめています。



今年一年を振返り強く感じた事は船瀬さんの本の冒頭に書いてある
『世の中、めきき千人、めくら千人、残りの8千人はバカである。市場とはこのバカによって構成される』
これは某広告代理店の社長が言い放った言葉だがまさにそのとうりの世の中だと実感した。

測定器に関して言えば高額な測定器=性能の良い測定器と勘違いしている人があまりにも多い。
ゲルマで総額1,000万円以上の高額の測定器を導入している企業など公表しているデータの酷さに、ただ呆れるばかりだ。
ゲルマじゃなきゃ正しい数値が出ないと御用学者が宣伝をはじめた事を鵜呑みにしていてそれこそいいカモだ。

基本的にGe(Li)の分解能の良さを生かしてない測定データがあまりにも多過ぎる。
Ge(Li)は熟練した研究者で正しい公正をした測定器じゃなければ使いこなせないのはもちろんの事、メーカーが発表する検出下限値をそのまま鵜呑みにして出た数値のみを発表しているデータがほとんどだ。
そもそもGe(Li)であってもデジタルのMCAでは非微分直線性が悪く長時間測定しても数ベクレルの定量はまず無理。

http://www.smtx.co.jp/ifkrzip.pdf.pdf
MCAを作っているメーカーでさえこの非微分直線性を理解出来ておらず数chバラツく場合は非微分直線性は数百%になる。
ゲルマで4Kchで測定の場合はパルサーで1cに収まらなければMCAとすら言えない。
30数年前のMCAよりも、現在のMCAが性能が悪くなっているをまず理解しなければいくら説明しても無駄かもしれない。

セシウム濃度と測定時間の関係で説明したがそもそもゲルマで短時間の測定で数ベクレルまで定量出来ると勘違いしている測定所が多過ぎる。

NaI(Tl)で10Bq/kg以下の根拠のない数値を公表するのと同じレベルの事がGe(Li)でも氾濫していると言う事。
これをまず理解しないと数ベクレル程度の食品が世の中に多く出回る事になる。
何故、何度もこの事に触れるのかを考えてみて欲しい。

食品と暮らしの安全基金の小若さんの5回ものウクライナ調査で、セシウム1.1Bq/kgの食品を食べ続けていても多くの住民に健康被害が出ている事を真剣に考えて欲しい。
http://tabemono.info/report/chernobyl.html


内部被ばくを少しでも低減させる為に大前提となるのが正しい測定値の公表だ。
(株)シンメトリックス社の販売店だからだけで言ってる訳じゃない。
もちろん(株)シンメトリックス社の測定器を一台でも多く世の中に普及させる事は間接的に内部被ばくを少しでも低減させる為には重要な事だと信念を持って販売しているがあまりにも騙されている人が多いのでせめてデータを比較してから測定器の購入をして欲しいと心から願う。

某社の1,000万以上するゲルマを導入した人には大変気の毒だがmFKR
の性能が良い事は明らかです。

性能の良い測定器が世に出て一番困るのは誰か考えてみればゲルマの数値が信憑性がある事にしたほうが都合が良いのです。

これを読まれた方には是非、1割のめききになって欲しいと切に願います。

本年もあともう少しですがお世話になりました皆様に感謝致します。

良いお年をお迎え下さい☆



低ベクレルまで測定する事の重要性

2014年12月25日
人類史上最悪な福島原子力発電所事故から早くも3年9ヶ月経過しました。

国際原子力機関(IAEA)はチェルノブイリ事故から10年後の1996年4月の会議で『再び事故が起こるのは避けられない』だから『次回の原発事故にあたっては、人々を避難させず、情報をきちんと統制すること』と言う方針を発表、当然ながら政府もその方針に沿って動いており現状では『(情報統制のことだが)チェルノブイリは失敗したが、フクシマはうまく行った・・・』との認識のとうり99%の人が事故は既に終わった事のように思っている。
http://geiger.grupo.jp/blog/689974

このような現状の今、我々市民は数値で確認するしか方法がありません。
しかし厄介な事に放射能の測定はそう簡単ではない事は嫌と言うほど実感しました。
スクリーニング検査と精密検査を正しく使い分ける事が重要
でも書きましたが100Bq/kgでも毎回同じ数値は出ません。
少しでも真の値に近ずけるには地道に不確定要素をつぶしていくしかありません。

しかも放射能にこれ以下なら安全と言う閾値はありません。
食品検査ではセシウム(Cs-137、Cs-134)総量で出来る限り低い定量下限値に抑える必要があります。
現状の国内セシウム検査体制ではおおむね10Bq/kg下限値程度ではないかと推測致します。
それはもっとも国内に出回っているシンチレーション式測定器のNaI(Tl)などの限界値がその辺りだからです。
内部被ばくを出来る限り減らす事は大変重要であり、現状の検査体制を出来る限り迅速に大幅に見直す必要があると思います。
このセシウム10Bq/kgと言う数値では高過ぎる事は明白です。
せめて当初の目標としてその10分の1の1Bq/kg精度まで市民が測定出来る環境を出来る限り早く整える事はまったなしの課題だと考えます。

チェルノブイリ事故後の数値を参考にしても現状の食品の規制値がいかに高いかがわかります。
1986年4月26日、チェルノブイリ事故から5年間の1991年まで関東地区の穀類でCs-134、Cs-137で『環境放射線データベース』で検索しますと該当件数109件が出てきます。
*http://search.kankyo-hoshano.go.jp/servlet/search.top?pageSID=165655196

109件中、白米で一番高い数値でも1986/12/4 さいたま市桜区 Cs-137/0.1406Bq/kgと現状と比べまして格段に低い数値である事がわかります。

だからまず1Bq/kg以下まで正確に測定出来る体制を市民で作らねばならないと思います。
それには何度も言いましたがスペクトル表を公表して皆でクロスチェックする体制を作る事が大変重要です。

現在、出回っているNaI(Tl)やGe(Li)などすべての測定器は低ベクレルの体積線源で性能を確認する事が重要と考え、ゲルマを知り尽くしている第一種放射線取扱主任者の(株)シンメトリックス社の野中社長にお願いし5Bq/kgの性能確認用の試料を作ってもらいました。

性能確認用セシウム(Cs-137、Cs-134)標準試料
で是非、ご自身の測定器の確認をしてみて下さい☆


*参考までにこむぎ・玄麦は白米、玄米より高いです。

こむぎ・玄麦 1986/6/7 茨城県 Cs-134 /3.552Bq/kg
こむぎ・玄麦 1986/6/7 茨城県 Cs-137/6.586Bq/kg

こむぎ・玄麦 1986/6/16 埼玉県 Cs-134/4.114Bq/kg
こむぎ・玄麦 1986/6/16 埼玉県 Cs-137/7.585Bq/kg

こむぎ・玄麦 1986/6/11東京都 Cs-134/8.399Bq/kg
こむぎ・玄麦 1986/6/11東京都 Cs-137/15.096Bq/kg

放射能検査の実態

2014年12月03日
福島第一原子力発電所事故によりさまざまな種類の放射性物質が拡散しました。
現在も東京電力発表のセシウム放出量は大気中に毎時1,000万ベクレル、太平洋には1日あたり20億ベクレルです。
原発事故由来のさまざまな放射性物質において比較的測定が用意なγ線を放出する放射性核種はセシウム(Cs-134及びCs-137)です。
Cs-134の半減期は約2年ですがCs-137の半減期は約30年と長く300年経過しても完全には消えません。
セシウムの定量は出来るだけ長期にわたり継続し、検証する事が大切です。
そのためには、何よりも信頼性の高い測定の数値をわれわれ市民で共有する事が大切です。

現状の国内における放射能検査体制ですが簡易検査と精密検査の2つがありますので使い分けが必要です。
NaI(TI)シンチレーション式検出器は『食品中の放射性セシウムスクリーニグ法』で国が定めるスクリーニグ検査で有効な測定器は検出下限値25Bq/kgと規定されています。
(スペクトルでピークとして明確にCs-134、Cs-137等を検出する事が出来る限界値)

以前からこの事を何度も書いてきましたが現状ではまったく信憑性がない数値が一人歩きをしています。
何人もの方々からご連絡を頂きましたので差し障りがない範囲で頂いた内容を原文にて以下に記載します。

以下、差し障りがない範囲で原文で記載します。

特定非営利活動法人北海道放射能分析センター
http://housyanou-bunseki.com/%e6%94%be%e5%b0%84%e8%83%bd%e6%b8%ac%e5%ae%9a%e3%82%b5%e3%83%bc%e3%83%93%e3%82%b9/
十勝地域の学校給食センターなどに独自の測定器を持っている自治体は別として、
持たない自治体の幾つかがこの測定所に検査を出しています。※例え、仮にサンプルの密度が1.0g/cm3程度のものであったとしても、15分間の測定で、このような検出下限値が得られよう筈もなく、見過ごし難いものがあります。

新得町の学校給食センターがここに依頼し、町のホームページ上で公表されている数値は以下のように
なっています。
http://www.shintoku-town.jp/files/material/261016kutuhousyasenn.pdf

検査品目 りんご
産地 青森県

I-131  検出せず (検出限界値 2.63ベクレル)
Cs-134 検出せず (同 2.42ベクレル)
Cs-137 検出せず (同 2.81ベクレル)

品目がリンゴで、密度は1に近いであろう事から、多分15分間測定
の結果として出している可能性が高いと察せられます。

これを一般の住民が見れば、2.5ベクレル以下で不検出と受け止める事でしょう。
しかし、この検出限界値は基本的に無意味であって、事実誤認を起こさせるもの以外ではないと言えるであろうと思います。

*引用終わり

また、違う方から下記の測定検査の信憑性を問われました。

http://www.project-food.net/

この問題の難しいところはNaI(TI)を販売するメーカーがカタログスペック上に限界値を記載しそれを鵜呑みにしている方が多いところです。
しかもメーカーの記載は間違いではありません。
カタログスペックに1Bq/kg以下の記載があってもあくまでもCs-137単一線源の理論値であると言う事です。
K40などが検体に含まれる場合は限界値が高くなる事もたいがい注意書きがされています。
アイソトープ協会認定機種のNaI(TI)はSc-137/1,000Bq/kgの体積線源で校正を行っております。
つまり検体の多くに含まれるK40などを考慮に入れていません。

現在の食品のセシウム基準値は飲料水/10Bq/kg、牛乳、乳児用食品/50Bq/kg、一般食品/100Bq/kg
なっています。
NaI(TI)では飲料水の基準値である10Bq/kgの検査には適していませんが現状では数ベクレルの数値を表示して不検出などの表示を多く見かけます。

事故前から測定を行っている専門機関ではそれはわかっています。
同位体研究所で下記の記述があります。

簡易計測と精密計測をどのように使い分けるか。
それでは、NaIシンチレーション検出器とゲルマニウム半導体検出器をどのように使い分ける事ができるでしょうか。
もし放射性セシウムの含有が非常に低い、またはほとんどない食品の場合であればスクリーニング検査として測定を行い50 Bq/kgを超える値があるかを検証します。 NaIシンチレーション検出器の定量下限はおおよそ20~50 Bq/kg程度(測定時間を長くとると10 Bq/kg程度まで下がる)ですので、規制値100Bq/kgに対して,50%の水準である50 Bq/kgを超えるかどうかを測定できます。

定量下限50 Bq/kgのNaIシンチレーション検出器で、「検出なし」であれば、規制値への適合は確保されると考えられます。 もしNaIシンチレーション検出器で規制値の50%(つまり一般食品で50 Bq/kg)を超える検出があれば、ゲルマニウム半導体検出器による確定測定を実施し、含有量を確定する事が妥当となります。
牛乳・乳児用食品、飲料水については、ゲルマニウム半導体検出器での測定が必要一般食品については、新規制後もNaIシンチレーション検出器での測定をスクリーニングとして使用は可能です。 
しかし飲料水については、ゲルマニウム半導体検出器以外では、検査は困難です。 
また乳児用食品・牛乳の場合、規制値の50%が25 Bq/kgとNaIシンチレーション検出器の定量下限付近となる事から、やはりゲルマニウム半導体検出器での測定が望ましいと考えられます。
新規制の導入により、一般食品は、NaIシンチレーション検出器によるスクリーニング検査とゲルマニウム半導体検出器による確定検査という構成が一般的となるでしょう。 また牛乳・乳児食品・飲料水については、ゲルマニウム半導体検出装置による測定が必要となります。
http://www.radio-isotope.jp/tech/regulatory_limit.html
*引用終わり

つくば分析センターなどが設定しているNaIの測定下限値は下記のとうりです。
NaI(標準コース)測定下限値 20Bq/kg

NaI(精密コース)測定下限値 10Bq/kg

http://www.tacnet.jp/radiation/

測定器の性能は検出器だけで決まるものではなく検出効率、遮蔽、MCAの性能、ノイズ対策など総合的なバランスにより決まります。
特にMCAはデジタルのものでは原理的に微分非直線性を保証出来ませんのでゲルマであっても性能が悪いMCAを使用しているものは検出下限値も高いです。
この微分非直線性が良くないと長時間測定は出来ません。
微量放射能測定の可能性について

信頼性の高い測定の数値をわれわれ市民で共有する事が大切です。