本日 290 人 - 昨日 412 人 - 累計 2283453 人
いつもお世話になりありがとうございます。

放射能測定検査ご依頼頂いておりますお客様へのお願いですが4月3日まで検査がつまっておりまして検査が出来ません。

大変申し訳ございませんが4月3日以降着で検体をお送り頂けますようお願い致します。

また、検体の発送の準備が出来ましら、お手数ですがご一報頂けますと大変助かります。

勝手言って申し訳ございませんが何卒宜しくお願い申し上げます。






前回はDIフィルター取付後、約9ヶ月での測定でした。
前回の交換からまだ半年も経っていませんが水道水を測定したTDSメーターの値が1.5倍に上昇していました。

参照:☆緊急告知 水道水 ppm値が1.5倍 150ppmへ☆
RO浄水器(DIフィルター付き)のRO水を測定しても0ppmから5ppmに上昇していましたので昨夜、フィルターの交換を行い、そのフィルター内部のイオン交換樹脂を本日測定してみました。

3-26di.JPG
画像
セシウム総量で7.3Bq/kg検出しました。
Cs-137/4.6Bq/kg、Cs-134/2.7Bq/kg
*Cs-134は半減期が2年なので福島第一原子力発電所の事故によるセシウム汚染です。
おおざっぱな計算ですがメーカーの公表値である97%除去から除去しきれなかった3%が7.2Bq/kgと言う事は水道水には約360Bq/kg、それを150日で割ると一日あたり2.4Bq/kg、一日平均3リットルのRO水を使ったので、1リットルあたり0.8Bq/l程度のセシウム汚染がある事になります。

環境放射線データベース(http://search.kankyo-hoshano.go.jp/servlet/search.top?pageSID=165655196)
でチェルノブイリ事故後の1987年12月16日の葛飾区の水道水のデータを調べたらCs-137のみですが0.00037Bq/lセシウム総量で比べると福島第一原子力発電所の事故によりその時点より約2,000倍以上汚染された計算です。

放射能は微量であっても危険であり、安全の閾値はありません。
セシウムの300倍危険があると言われているSr-90(ストロンチウム)は原子炉内ではその比率は1:1で存在する核種ですがほとんど測定されてない事にも注意が必要です。
セシウム、ストロンチウム、ヨウ素、ウランなどの放射性物質を除去出来るのはRO(逆浸透)タイプの浄水システムだけです。
微量でも毎日摂取する水は出来る限りリスクを減らす事が何よりも大切だと思います。


今回の結果を重く受け止め、より安全性の高いROシステムを構築する事の大切さを改めて実感しました。
RO浄水器の心臓部であるメンブレンフィルター(米国製ダウケミカル社のFlimtecブランド、97%除去タイプ)を従来使っていましたが今回はよりグレードが高いメンブレンフィルター(米国製ダウケミカル社のFlimtecブランド、99%除去タイプ)もDIフィルターと共に交換しました。

弊社が提供するRO浄水器はメーカーの協力によりこれまでも信頼性、安全性をより高める為にもいろいろな改良を行ってきました。

本体は台湾製ですが重要なパーツは米国製、英国製などを使用し日本国内で丁寧に組み立て検査を行ったものを設置させて頂いております。
TDSメーターは放射性物質を測定するものではありませんが不純物の数値が高くなった時の目安になります。
DIフィルター(=イオン交換樹脂フィルター/オプション)を追加するとTDSメーター値は0ppmになります。
(DIフィルターオプションなしはおおむね6ppm前後です。)
DIフィルターの交換時期の目安は1年としておりますが当然、水を使う量や地域によっても違ってきますので月に一度程度のTDSメーターでのチェックをお奨め致します。

RO浄水器
RO浄水システム普及協力者(代理店)募集





来月から消費税がアップされます。
特に高額商品の3%は大きいです。

RO浄水器は工事日の日程を調整して頂いておりますが3月31日(月)の午前中までは工事予定がうまりました。
今月中にご注文頂いた商品に関しましては工事が4月以降でも現在の価格を維持させて頂きます。

RO浄水器

測定器関係も同様ですのでこの機会に是非宜しくお願い致します。


iFKR-ZIP-A

iFKR-254

EL25

LND7317

LND712


放射能測定検査につきましては増税分は内税で価格は変更しない方向で考えております。

宜しくお願い致します。


ここ葛飾区の水は金町浄水場からくる水ですが2011年秋にTDSメーターでチェックした時には160ppmを超えていました。
しかし、去年に高度浄水施設が完成し水質は100ppm程度に下がっておりましたので安心していました。

2013年5月16日水道調査

ところがここ最近、またPPM値が上昇しています。

写真 1.JPG

*水道水:150ppm

本日、水道水を測定したら150ppm程で去年の1.5倍になっておりました。
ppm値は不純物がどのくらい混ざっているかを表す数値で不純物は必ずしも危険な物質だけではありませんがやはり気になります。
そこで通電テストも行ってみました。
通電テストそれぞれ2本に+−で電気を通す事により目に見えないものを浮かび上がらせるテストです。
水は当然、不純物が多い程電気を通します。

写真 2.JPG

画像右:水道水 画像左:CD-ROP-Y5P+DIフィルター


そしてお預かりしていた国産浄水器の水のテストも合わせて行いました。
やはり金町浄水所からの水道水を国産有名メーカーの浄水器で浄化した水です。

写真 3.JPG

数値は134ppmでした。

こちらも通電テストを行いました。

写真 4.JPG
写真 5.JPG
右が水道水、左が国産の浄水器を通した水です。

これだけ不純物が混ざっています。
不純物は色によって注意が必要です。
暗緑色はフミン質、動植物の死骸、糞尿等の分解物質ですが黒色は鉛、マンガン、水銀、汚染地地下水の混入なども考えられるので精密検査が必要だと思います。

ROページ内の電気分解後の色 溶液中イオン物質 水道水の混入物
を参考にして下さい。


最近、お持ち込みの放射能測定検査が増えています。

水のテストは放射性物質のテストではありませんがご希望の方にはお使いの浄水器からの水と水道水の水をきれいなペットボトル(350cc程度)に入れてそれぞれお持ち頂ければTDSメーターと通電テストをその場でさせて頂きますのでお気軽にご相談下さい。(水の検査は無料です。)


今回の上記テストは放射性物質とは直接関係ありませんが我が家のRO水もTDSメーターで5ppmに上がっていましたので近々に検査してみたいと思います。

2013年10月27日セシウム13Bq/kg検出


iFKR-ZIP-Aによる放射能測定検査ですが、
現在、B検査60分以上、C検査10時間以上と規定させて頂いておりますが
臨機応変に測定時間は延長させて頂いておりました。
しかし一部に測定時間が違う事に対してのご指摘を頂きました事に加え
より精度を高める為にいろいろと検証テストを行ってきました。

測定時間の変更は1Bq/kgの信頼出来る試料
下記の測定結果から判断させて頂き検査時間を延長する事に致しました。

1Bq/kg試料の定量

1Bq/kg試料の定量(降雨時)

1.5Bq/kgの定量

1.5Bq/kgの定量(降雨時)

B.一般食品検査 1検体あたり 4時間 

C.精密検査 1検体あたり 16時間

*測定時間延長による価格の変更はありません。



従いまして試料をお預かりしてから今までより結果の報告に少しお時間を
頂戴する事となります。

より精度の高い測定の為、何卒ご了承をお願い致します。




頭髪の無料測定と言う事で沢山の方にご協力頂き、他の測定の合間に行ってまいりましたが髪の毛は思った以上に重量が軽くなかなか規定の40gを集めるのは大変なようでまだ検体が全て揃わず、お送り頂いてない方もいらっしゃいますが途中経過をお知らせ致します。

現在、9検体の測定が終わりましてどうしても量が集まりそうもない方は
ご家族の頭髪をミックスしての検査もさせて頂きましたがほとんどの方が
定量下限値未満の値で優位なピークはありませんでした。

この9検体の方のお住まいの地域は都内近県が多く、東北地方の方の検体はまだ届いておりません。

千葉県浦安市在住の31才女性の頭髪は検体量が12.5gしかなかったにも
かかわらず22,000秒の測定でセシウム総量で1.1Bq/kg表示でセシウムのピークも出ました。
お聞きしたところこの方は2010年11月から髪を切ってなく、原発事故後初めて
切った髪を提供して下さったそうです。

髪F31-12.5g-2-12-22600s.jpg

また、ご家族2名様分で40gを超えた検体量で1.3Bq/kgになりましたがCs-134と137の比率がおかしいので参考値とさせて頂きます。

髪ミックス無2-21-10h.jpg

検体がまた、届き次第検査を続行していきたいと思います。


2011年秋から販売を開始させて頂いているRO浄水器ですが去年からレンタルも開始させて頂き沢山のお客様に取付けて頂いております。

震災から3年経過して必要性が少しずつ認識されてきていると実感しております。
より安全性を高めたDIフィルター(オプション)の導入率からもその事がわかります。
ほぼ99%のお客様がオプションのDIフィルターを選択されています。

東北、関東地区メインの設置工事を想定しておりましたが関西、四国、九州などからのご依頼もあり現在、取付スタッフが数名での活動の為に1月から土日もほとんど休みがない状態です。
大変ありがたい事ではありますが限界を感じております。
もっと数多く普及させたいのが本音です。
特に放射能汚染地区に普及させる事により少しでもリスクを減らして欲しいと切に願います。

そこで北海道、沖縄、離島をのぞく全国で代理店の募集をさせて頂く事とさせて頂きその概要をお知らせ致します。

ご自身でも納得してご使用頂きその安全性をアピールし、積極的に普及活動をして頂ける方いらっしゃらないでしょうか?
お仕事として活動していただくので、当然報酬は発生しますが、あくまでも利益優先ではなく、その地域に密着したサービスが提供出来るようにする事が目的です。


まずは基礎知識、設置方法の2日間の講習会の受講をして頂き正しい取付方法をマスター
して頂き実際の設置工事にプロのスタッフが3回程度同行させて頂く事を考えております。

特典と致しましてCD-ROP-Y5P及び必要部材を特別卸価格でご提供が可能になります。
(ミニマムロット、コネクター等の必要部品などは要相談)

出来る限りリーズナブルな方法でご相談させて頂きたく存じます。

ご興味がある方はまずはお気軽にご相談下さい。

先日、晴れている時に1Bq/kg試料の定量を行いましたが今度は同じ試料を使って気象条件が異なる降雨時に同じく16時間の測定をしてみました。

2014年3月13日PM4時過ぎに測定を開始(室温21.2℃湿度45%)、翌日の朝8時過ぎ(20.3℃ 湿度41%)に測定終了しました。

結果はCs-134/0.6Bq/kg、Cs-137/0.7Bq/kg、Cs-Allで1.3Bq/kgになりました。

1Bq降雨-16h-3-14.jpg

Cs-Allでの前回との差は0.1Bq/kgであり誤差の範囲内だと思いますが晴天時のスペクトルと比較してみるとあきらかにその違いがわかります。


2datahikaku.jpg

上が晴天時、下が降雨時のデータです。クリックすると拡大します。



比較してみますと晴天時はCs-137=662Kevあたりにピークがハッキリありますが降雨時のデータではCs-134の604Kevあたりが一番高いピークになっており662Kevが低くなっています。
降雨によりBi214=609Kevの影響だと思いますが同位体比も134と137の比率が違ってきています。
*晴天時 Cs-134/0.4Bq/kg、Cs-137/0.8Bq/kg


先日、1.5Bq/kgの試料を使ってやはり晴天時と降雨時のデータの比較を行いましたが今回程の違いは認められなかった事を考えますとわずか0.5Bq/kgの差でこれだけの違いが出た事で微量の汚染の定量の難しさを実感しました。

1.5Bq/kg玄米の定量(降雨時)


今回は計算上1Bq/kgの汚染とわかっていましたがこれが実際にあるかないかわからない試料の場合はスペクトルをみての判断も難く、雨もその時により当然、降雨量も降り方も違いますので迷った場合は晴天時に再測定を行うのがベターだと思います。

やはり信頼出来る試料でのテストは重要だと改めて思いました。

放射能測定における信頼出来る線源の重要性





台東区浅草のハウスダストから約600Bq/kgのセシウムが検出されました。

浅草7Fdust-3-12-2h.jpg

1.検体名 ダスト
2.産地 台東区浅草2丁目マンション7F
3.検体量 39.8g
4.測定時間 7,200秒
5.測定値 599Bq/kg(セシウム総量)

*表記数値(74.5Bq/kg)の8.04倍

先週にお持ち込みで測定した浅草のマンションの8Fのダストは約96Bq/kgでした。

画像

1.検体名 ダスト
2.産地 台東区浅草3丁目マンション8F
3.検体量 19g
4.測定時間 7,200秒
5.測定値 95.8Bq/kg(セシウム総量)

*表記数値(5.7Bq/kg)の16.8倍



今回、600Bq/kg検出したのはそのマンションの通りはさんで真向かいのマンションの7Fのダストです。
ごく近所でも6倍もの数値の開きがあります。
今までダストを何度も検査しておりますが同じ家の室内のダストでも掃除をまめにする部屋とそうでない部屋の数値が数倍違う事はわかっていました。
先週、ダストをお持ち込み頂いたT様とお話しさせて頂いたのですが部屋は8階で室内はフローリングでこまめに拭き掃除をなさってるそうです。
ダストの収集期間ですが昨年の12月25日から今年の3月3日までだそうです。
こまめな拭き掃除は効果があるのは間違いないと思います。
セシウムは食事だけでなく呼吸によっても体内に取り込まれます。
特にセシウムは心臓に蓄積しやすい事がわかっており、毎日取り込むとリスクは当然増えます。
リスクを出来るだけ減らす為にも普段過ごす部屋は拭き掃除をこまめにする事が大切だと思います。

自身が住んでいる環境の汚染度を知る事は大切だと思います。
特に東北、関東地区の方は数値で正しく現状を把握して出来る対策をする事が重要です。
検査依頼はお気軽にご相談下さい☆

詳しくは放射能測定検査をご参照下さい。

先日、1Bq/kgの試料の測定を行いました。

1Bq/kg試料の定量

K40(カリウム)によるコンプトン散乱はCS領域に影響を与えます。
1Bq/kg程度のごく微量の汚染の測定時にK40のコンプトン散乱による影響がどの程度あるのかを確かめる為に疑似的に下の画像のように透明のフィルムに出来るだけ均等に炭酸カリウムをつけて1Bq/kgの試料に巻いて検査室に入れ、それを測定してみました。

1bqk40.JPG

測定時間は同じく16時間です。

1BqK40-16H-3-7.jpg

茶色のバックグランドより赤の試料が全体的に持ち上がっています。
Cs-134とCs-137の比率も逆になり、Cs-Allでの数値は倍になりました。

それを打ち消す為に高分子吸収剤に炭酸カリウムをそれぞれの袋に2g(計4g)入れたものをBGとして20時間測定したものと比較したのが下の画像です。

K40BG4g1Bq-K40-3-7-16H.jpg

まだ茶色のBGに対して赤の試料が持ち上がっていますが数値としては真の
値により近くなってきました。
コンプトン散乱を打ち消す一定の効果はありそうです。

K40の山に対してBGの山が、まだだいぶ低いのでもう少し炭酸カリウムの量を増やしたものでBGを再取得する必要がありそうです。

1Bq/kg程度のごく微量の汚染の定量は大変難しいです。
数値をただ読むだけでなくスペクトルを見てK40のコンプトン散乱がありそうな場合は通常のBGと複数用意したカリウム濃度が違うBGとの比較でもクロスチェックする必要があります。
3-11.JPG






1Bq/kg試料の定量

2014年03月06日
1Bq/kgの試料の測定を行いました。

1Bq-3-6.JPG

試料につきましては放射能測定のおける信頼出来る線源の重要性をご参照下さい。


1Bq/kgの試料は計算上、Cs-134/0.3Bq/kg、Cs-137/0.7Bq/kgです。


1Bq粉3-6-57600s.jpg
↑クリックすると拡大します。

実測値はCs-134/0.4Bq/kg、Cs-137/0.8Bq/kgと誤差の範囲内でした。

iFKR-ZIPの測定下限値はメーカー公表値で1Bq/kgになっております。

参考:(株)シンメトリックス、商品一覧

測定下限値については、各メーカーの考えで、0.5Bq/kgなど、実測値とかけはなれた数値をカタログに記載している例も多々見受けられます。

食品中の放射能スクリーニグ法で言う測定下限値は、Cs-137=662Kevのエネルギーのγ線遮蔽能力を鉛の遮蔽体と検出器の組み合わせで測定した時の能力を規定するもので、実際の試料の測定とは全く関係のない数値です。
確かにこの数値は、ある程度測定器の性能と相関があり、性能の目安にはなりますが実際の試料の測定下限値とは大きく乖離しています。
具体的には実際の試料には天然核種由来のγ線の影響、例えばK40によるコンプトン散乱などがあるのでCs-137のみの線源を測定するのとは条件が大きく異なります。

その他にも測定の地域の特性、遮蔽環境、測定の際の工夫やスキル、天候など様々な条件がからみあっておりますので必ずしもどの地域でも測定下限値が同じではありません。

今回、測定のデータの環境は室内でおおむね0.05μSv/h~0.06μSv/h台でのものです。例えばユーザー様の中には測定環境の室内がおおむね0.4μSv/hの地域で測定されてる方もいらっしゃいますが環境が違えば測定下限値も高くなります。

参考:放射能測定環境


iFKR-ZIPユーザーグループ『ZIP友の会』では地域によりバックグランドが違うので信頼のおける試料などを融通し合い、数値の信憑性をクロスチェックしております。

現在、納期は約40日程となっております。
来月から消費税が3%アップします。
今月末までの特典もご用意しておりますのでこの機会に是非、iFKR-ZIP-A
をご検討下さい。

EL25実測データ

2014年03月05日

EL25で鉄の遮蔽ボックスに入れずにどの程度の汚染のスクリーニングが出来るかと言うご質問を頂きましたのでテストを行いました。
現在、こちらで使っているEL25は鉄のボックスを2重にして遮蔽の強化をしていますが鉄の遮蔽ボックスには入れずに測定してみました。

産総研の玄米320gで現在、セシウム総量で約17.2Bq/kgの試料です。

試料につきましては放射能測定における信頼出来る線源の重要性をご参照下さい。


写真 1.JPG


*ジップ袋入れた玄米160gを2袋を容器に入れた為に底に密着してない状態です。



測定環境は本日は降雨で室温20.1℃湿度42%でPA1000で0.056μSv/hの環境でBGは1時間で26.4cps
試料は30分での数値です。

写真 2.JPG

*参考:放射能測定検査の測定環境


表記数値は33.4Bq/kgでした。

写真 3.JPG

EL25ページ内の換算式3年は表記数値33.4÷1.51=22.1Bq/kg

推測値でCs-134/7.5Bq/kg、Cs-137/14.5Bq/kgとなりました。


試料より2割程度高めの数値となりましたがBGが同程度の環境なら25Bq/kg程度のスクリーニグには十分対応出来ると思います。

在庫はラスト1台ですので大幅原価割れで販売致します。

現在、300,000円(税抜き)で販売中ですが今月中にお買い上げの方には250,000円(税込み、送料込)で販売させて頂きます。

是非、この機会にご検討下さい。



2月18日に1.5Bq/kg玄米の定量の記事を書きました。
こちらは晴天時のデータでしたので気象条件が異なる同じ試料でのテストを行いました。


本当は降雪時に測定を行う予定でしたが週末は雪は降らず雨でしたので降雨時に比較検討する事に致しました。


まったく同じ試料を使い測定時間も16時間での比較データです。


Cs-134/0.5Bq/kg
Cs-137/1.3Bq/kg

hikaku1.5Bq:kg.jpg

*上が晴天時、下が降雨時のデータです。

スペクトルは微妙に違いますが数値はほぼ近い数値でした。
測定環境などにより違いはあり、全国どの地域でも同じではありませんが晴天時と降雨時ではほとんど差はありませんでした。
誤差の範囲でしょうか。


測定環境につきましては放射能測定検査の測定環境をご参照下さい。

降雪時のが降雨時より影響が出る可能性が高いような気がしますので降雪時には再度、同じ試料で比較検証してみたいと思いますが今年は雪が降るでしょうか。

RO浄水器設置に関しましてご質問をたびたび頂きますが
よりわかりやすく説明させて頂きます。

シンク下スペースへのお取付が基本ですがシンク下のスペースが十分でない場合などはシンク下以外のスペースにも設置頂けます。
実際に本体をシンク下以外のスペースにお取付け頂いた例もございます。
あくまでも外見上の問題ですのでもちろんキッチンの上などにもスペースがあれば設置可能です。
お客様のご希望に出来るだけそうような形で臨機応変に対応致します。
例えば先日の記事でも書きましたが本体などを改造してシンク下に収納するケースやお近くの床下収納に設置する例など実際にお伺いした時にご相談させて頂き出来るだけご希望の設置を行います。

シンク下に設置ご希望の方はまずシンク下のスペースを確認して頂き
上記写真のそれぞれの本体及びタンクのサイズと比べて頂きたく存じます。

設置スペースでお困りの方へ2014年2月26日

CD-ROP-Y5P本体サイズ/46cm×38cm×22cm、タンクサイズ:28cmφ×38cm


CD-KW-501 本体サイズ/40cm×29cm×16cm、タンクサイズ28cmφ×38cm

上記が基本サイズになります。

蛇口部分を含むシンク画像とシンク下の全体の写真をメールにて添付頂き、シンク下スペースのサイズ(高さ、奥行き、幅)をお送り頂ければこちらでほぼ判断が出来ます。

CD-ROP-Y5PとCD-KW-501の違いはフィルターの数とサイズです。
東北、関東地区の方はスペースの問題がなければCD-ROP-Y5Pをお奨めしております。

昨日も関東地区でお取付を頂きましたが設置ご希望日は比較的
日曜日に集中する傾向にあります。

その為、日曜日のご指定のお取付の場合はお時間を頂く事がございます事を何卒、ご了承をお願い致します。

現在、放射能測定検査をここ葛飾区で行っておりますが、汚染地区での測定では正確な値が出ないのではないかとご質問を頂きましたので
具体的に測定環境につきまして説明させて頂きます。

ご指摘のとうり微量のセシウム汚染の定量はさまざまな要因があり大変難しいです。

K40によるコンプトン散乱、天然核種由来のγ線の影響などがあります。
その他にも測定地域の特性、遮蔽環境、測定の際の工夫やスキル、天候など様々な要因がからみあっております。

現在、iFKR-ZIP-A(アドバンス)放射能測定検査を行っておりますが出来るだけ測定条件をよくする為に次の対策を行っております。

1.温度管理 測定時(BG測定含む)はエアコンで温度管理(+-1℃以内に出来るだけ調整する。)

2.空気清浄機&湿度調整 測定時(BG測定含む)は湿度は35%~45%内で出来るだけ調整する。

写真 1.JPG

3.室内の頻繁な掃除:測定器まわり室内の掃除、埃=セシウムなので拭き掃除を頻繁に行う。

4.室内の空間線量のチェック:具体的にはサーベイメーターやGM管なのどの測定器によるチェック。
 24時間モニターで異常値が出た場合は再測定。24時間モニター
2:28data.jpg
PA-1000/0.062μSv/h(γ線のみ)、LND712/0.08μSv/h(γ線+β線)
iFKR-254は電源を入れてから3分後に10回の平均値は
約0.05μSv/h(γ線のみ)

5.遮蔽環境:下方向からの天然核種由来のγ線の影響を出来るだけ軽減させる為に遮蔽体の下に
更に2cm厚の鉄板を6枚、12cm相当の鉄板を台の引き出しに入れ強化。

6.お送り頂いた検体を更に新しいZIP袋に入れ埃に注意して保管、測定時に袋の埃をキムワイプなどで拭き取り使い捨て手袋を使用し検体を取り扱う。

写真 2.JPG

7.その他、定期的に遮蔽体の分解掃除を行うなど考えられる対策はすべて行う。

それでも微量の汚染の定量では気候条件などの変化で微妙に条件が変わってきます。
1.5Bq/kgの線源を使いその晴天時、降雨時などの気候の変化による検証を行う必要があります。

先日、晴天時の1.5Bq/kgの試料の測定を行ったので本日は降雨時のデータを取得中です。
測定が終わり次第にアップしたいと思います。