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産地不明の桃の測定

産地不明の桃を頂いたので念の為iFKR-254でまずは簡易的にそのままで測定してみた。
1,000秒で何も遮蔽せずの測定だがCs-137は検出された。

iFKR-254.JPG

このカウント数だとCs-134は微妙なので福島第一原子力発電所事故由来の汚染とは特定出来ない。
そこで桃の食べる部分を細かくカットして320gに合わせiFKR-ZIP-Aでより精密に測定を行った。

momo826-4h.jpg
4時間の測定でセシウム総量 7Bq/kg
(Cs-137/4.2Bq/kg、Cs-134/2.8Bq/kg)


産地は不明だがCs-134も検出されたので福島第一原子力発電所事故由来の汚染がある事が確認出来た。
この数値だと市場に多く出回っているNaI(Tl)では定量は非常に難しいのでかなり出回っていて人々の口に普通に入っているだろうと容易に想像出来る。
NaI(Tl)は食品中の放射性セシウムスクリーニング法でもピークとして明確に検出出来る検出下限値は25Bq/kg程度と規定しています。
現状の検査体制はザル状態である事を憂慮しています。


iFKR-ZIPの微量放射能測定の可能性について

セシウム0.1Bq/kgまで定量する意義

この程度の微量の汚染を遮蔽なしで正確に測定する事はまず難しいので、
iFKR-254のFindモードで検出されたのはたまたま表皮等の汚染が酷かった事が原因と考えられる。

放射能汚染の恐ろしいところは目に見えない事を嫌という程実感してきた。

このように目に見えたらもっと皆が気をつけると思うだが。。

セシウムは出来る限り検出下限値を下げて測定する事が必要だ。
国の基準値100Bq/kgは事故前は低レベル放射性廃棄物としてドラム缶に入れられ厳重に管理されていた事を忘れないで欲しい。
事故前のセシウムの値は1Bq/kg以下である事を考えるとリスクは出来るだけ少ないほうが良い。

セシウムの300倍毒性があるストロンチウムは太平洋に1日あたり50億ベクレル(Cs-137/20億ベクレル、トリチウム/10億ベクレル/東電発表値)放出中で基準値すらないのでほとんど測定されてない。
ストロンチウムを真剣に考えて欲しい
生物濃縮も考えると特に太平洋沿岸の魚介類はリスクが大きすぎる。

放射能測定検査ではC検査が増えてきています。
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