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☆iFKR-254  出張測定☆

本日は千葉県松戸市のU様宅の庭の測定を行いました。

測定器はiFKR-254です。
測定は東西南北に向けそれぞれ1,000秒の測定で測定終了後にFindモードでCs-137、Cs-134などの有無の確認を行います。

iFKR-254は10秒毎に測定値を更新します。
それぞれスイッチを入れて電源が安定する3分後に10回の測定値を書き出しそれの平均値を採用しています。

測定開始時間午前10時50分 天候:晴れ 微風

東:10回の平均値 0.1483μSv/h Cs-134 796Kev/137、 Cs-134 605Kev/223、 Cs-137 662Kev/915Counts

U1-8-e.jpg

西:10回の平均値 0.134μSv/h Cs-134 796Kev/117、 Cs-134 605Kev/191、 Cs-137 662Kev/1995Counts

U1-8w.jpg


南:10回の平均値 0.096μSv/h Cs-134 796Kev/423、 Cs-134 605Kev/691、 Cs-137 662Kev/1298Counts

U1-8s.jpg

北:10回の平均値 0.1256μSv/h Cs-134 796Kev/9、 Cs-134 605Kev/14、 Cs-137 662Kev/2064Counts

U1-8n.jpg

*数値だけみるとたいした事がないように思えますがCs-137と原発事故由来のCs-134も検出されました。
オプションで土壌採取、測定も致しますのでご要望がございましたらお気軽にご相談下さい。



iFKR-254は26,000cpmμSv/hですので高感度でホットスポットなどを素早く探すのに適していますが空間線量の測定を想定した『サーベイメーター』です。
iFKR-254でどの程度、食品などの汚染を測定出来るのかと言うご質問をよく頂くのですがバックグランドにもよりますので一概には言えません。

そこで一例としまして約18Bq/kgの玄米の線源の測定を室内で測定してみましたので参考にして頂ければ幸いです。

hikaku-a.jpg

室内BG  10回平均  0.052μSv/h Findモード ND

玄米線源 10回平均 0.0573μSv/h Findモード Cs137/662Kev:295Counts

数値は誤差の範囲内くらいしか違いませんがFindモードではCs-137が検出されました。
測定場所によりBGが違う為に18Bq/kg程度の汚染を必ず検出出来るとは限りません。
やはり食材などの検体を精密に測定するのでしたらiFKR-ZIPをお奨め致します。