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iFKR-ZIP 測定時間の検証6(72時間/0.2Bq/kgのスペクトル)

iFKR-ZIPユーザーのT様より貴重なデータを頂きましたので掲載させて頂きます。

こちらはバックグランド72時間、液体の検体を72時間測定したデータです。

10.13.72h.t.san.jpg
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1検体につき現在は最長で10時間とさせて頂いており、テスト的には20時間の測定は行った事はありますが時間の関係上1検体に72時間(259,200秒)BGも72時間(259,200秒)計6日間の時間を取る事が出来ませんでしたので大変ありがたいデータです。

微分非直線性がよくないと長時間の測定でこれだけハッキリとしたピークが出ません。
まずゲルマ以外では無理だと思います。

測定器の性能は検出器+MCA+遮蔽体等総合的なバランスで決まります。
コンマ数ベクレルまで追い込む場合は72時間の測定が必要になります。

iFKR-ZIPユーザー様向けに『ZIP友の会』のメーリングリストで様々な情報交換をしております。
メーリングリストの目的は測定に関する正しい情報の交換などiFKR-ZIPユーザーの測定精度の向上を目的としたものです。

幸いな事に放射線取扱主任など複数の資格を持たれる専門家と環境測定の分析を長年経験した方、スペクトル分析のスペシャリストで国内最高の技術者でもある野中修二社長にも監修して頂いております。 

ゲルマニウム半導体測定器で測定したものは必ず正しいとの風潮がありますがたった2,000秒の測定で検出限界が1Bq/kg以下と記述をした報告書等も実際にみました。
WBCで2分の測定でNDと同じでまったく信憑性がありません。

ゲルマニウム半導体測定器は一台2,000万円近くですが微量の汚染を追い込むには50,000秒の測定は普通です。

iFKR-ZIPは10分の1以下の価格ですので2,000万円あれば10台は導入出来ます。
市民測定所や企業様も導入されておりますがもちろん個人での購入の方も大歓迎です。

価格は税抜き150万円ですが本当に必要な部分にコストをかけておりギリギリの価格設定となっておりますが出来るだけ多く普及させたいと思いますので価格面等もまずはご相談下さい。

デモ器もございますのでお気軽にお問い合わせ下さい。