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☆iFKR-ZIP 3Bq/kgテスト☆

iFKR-ZIPで3Bq/kg相当の試料を作りそれを時間を変えて測定してみました。


この試料は庭の土を測定した時のCs-13X/536.4Bq/kgのグラム数を計算して純水によくかき混ぜて高分子吸収剤でゼリー状にして作りました。
下記、参照
☆庭の土を測定しました☆

6:12.JPG

下記は3Bq/kg汚染の土を60分の測定、40分の測定、30分の測定を行ったデータです。
理論的には半減期から考えるとCs-134:Cs-137は約1:2の比率ですが原発からの新たな放射能漏れも現実的に
あるし放射線はランダムに飛ぶので3Bq/kg程度の汚染ですとカウント数が少なくかなりばらつく筈です。

60分の測定値とスペクトルです。
Cs-134/ 0.7Bq/kg
Cs-137/4.9Bq/kg
Cs-All/5.6Bq/kg

6:12a.JPG

40分の測定

Cs-134/ 2.0Bq/kg
Cs-137/1.8Bq/kg
Cs-All/3.8Bq/kg

画像

30分の測定

Cs-134/ 10.3Bq/kg
Cs-137/2.3Bq/kg
Cs-All/12.6Bq/kg

6:12c.JPG


30分の測定ではさすがに時間が少ないので当然カウント数も少なく数値がばらつきましたがNaI(TI)や他のCsI(TI)などのデモ測定で通常使われる線源は50Bq/kg程度が多い事を考えると1時間の測定で3Bq/kg程度の汚染がこれだけわかる測定器はゲルマ以外ではまずないと思います。

価格はゲルマの10分の1程度の157.5万円です。

10時間の測定では1Bq/kg+-1Bq/kg、更に72時間測定すれば誤差はコンマ数ベクレルになります。

ゲルマをご検討の方はコスト面、操作性、性能を是非トータルで比較してみて下さい。


デモ器もございますのでお気軽にお問い合わせ下さい!