本日 470 人 - 昨日 775 人 - 累計 2296234 人

簡易的食品放射能汚染測定実験用BG遮断パイプセット

概要
簡易的な測定とは言え出来るだけ正確な数値を知る事により、高濃度に汚染された可能性のある食品を選別し、それを除外して子供の内部被曝を少しでも軽減させる事を最大の目的として考えました。
放射線の測定は非常に難しく測定器による誤差はもちろん、測定条件や放射性核種の違いやその半減期の違いなど様々な要因を考える必要があります。
測定器はNaI(T1)シンチレーションサーベイメーターが好ましいと思うが低線量で反応の良いβ線も測定出来るGM管を利用したガイガーカウンターでもある程度の表面汚染の測定は出来ると考えております。
それにはBG(バックグラウンド)をある程度遮断する必要があります。
例えば高感度測定器で測定したデータを各種証明書に用いることが出来るようにするにはバックグラウンドを1/10以下に減らす事が最低限必要です。
一例:EMF211型ガンマ線スペクトロメータ 
http://www.emf-japan.com/emf/emf1/emf211.html
鉄や鉛には放射線物質が微量ながら含まれておりますので100%γ線を遮断する事はほぼ不可能です。
仮に放射線物質が含まれていない『陸奥鉄』等が入手出来たとしても高額で量産する事は無理です。
そして鉄や鉛にそれぞれどの程度微量な放射線物質が含まれているのかを一つ一つ材料をチェックする事も現実的には困難なので理論値で何センチなら何%の遮断が出来るのかを知る事も非常に難しいです。
いろいろな実験をしてきましたが理論値どうりの値を得る事は困難です。
その為にこの企画の途中で何度も挫折しそうになりました。
しかし専門家の方の知識もお借りして出来る限り低単価でしかも一般の人でも扱いやすい簡易的なシステムを考えました。
販売価格を抑えて出来るだけ多くの方に賛同してして頂き、放射線に対する正しい知識を深める為にお互いに情報交換を目的としてそれを世間に広めたいと思っております。
あくまでも目的は少しでも早く高濃度に汚染された可能の ある食品を出来る限り子供達に摂取させないようにする事です。
その為には今の日本の食に対するデタラメな暫定規制値を国民が納得いくレベルまで下げ、更には安全な検査システムを確率する事だと思っております。
現状では外部被曝に関しての世間の関心は高まっておりますがまだまだ内部被曝に関して、食の安全に関しては関心が低いと思っております。
原発事故は現在進行形ですし今後長い年月、放射線と人類との戦いになります。
現在、苦しんでおられるたくさんの農家や漁業関係者の救済の為にも一人でも多くの方が食の安全に関心をもたれてネット上でなどで情報を公開する事によりより安全な食品の流通システムに変えていく事は国益にもなると思っております。
近日中に詳しい仕様等は発表したいと思います。
元放射線業務従事者によります簡易的測定勉強会も企画中です。